難病

人は何故生きるのか?何故死ぬのか?哲学のような話ですが、ふとそう思うときがあります。私の姉が「筋側索硬化症」通称(筋無力症)と言う難病にかかっていることが解ってから三年になり、今では寝たきりになっているのを見舞いに行ってきました。平成30年に母が亡くなり令和3年に三回忌をしたときには義兄と来ていろいろ話をしましたが、その後一ヶ月経った頃から話すとき舌がもつれるようになり、だんだんゆっくりで無ければ話せなくなってきて、その後足がうまく運べなくなり、病院に行ったらこの病気の疑いがあると診断されました。札医大に行って改めて詳しく検査をしてもらいましたが、やはり診断は変わらず、先生の話によるとこの病気は何故か運動神経だけが侵されることまでは解っているが、治療法は対症療法のみとのこと。医大では神経細胞の再生医療の治験も行っているので、それを試してみようと言うことで後日入院して検査をしたところ、B型肝炎ウィルスを持っていることが解り神経細胞の増殖をするとウィルスも増やしてしまうので再生医療は出来ないとのこと。日本にも難病と言われる病気が3,000種類もあると言うことですが、国が難病指定しているのは未だその十分の一程度。早く研究の成果が出ることを待ち望まれています。


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