次の道議会議員選挙で特例区となっている根室市選挙区が原則として合区の対象になっています。しかし、北方領土返還運動原点の地である根室市選挙区をなくすと言うことは、北海道としても日本としてもロシアに対して誤ったメッセージを送ることになりかねないということで、根室市選挙区を特例区として存続させて欲しいということと、これ以上地方の選挙区を減らさないで欲しいという要望を持って、根室管内四町の代表者(町長と町議会議長)が議会で要請に回りました。定数減や合区の対象としてあげられる選挙区は、他にもあるのでみんなの理解を得るのは簡単では無いことですが、これは北海道にとって重要なことです。憲法で保障されている一票の平等に反するという訴訟が都会の弁護士などから起こされていることを無視することも出来ませんが、人口減少が特に地方で激しいのに、問題の多い地方から議員定数を奪っていくことに疑問を持ちます。