農業政策

今日の日曜日、事務所では選対本部に変えるための引っ越しをしましたが、私は知人を訪問しながら、今後の地域の課題について話し合いました。酪農の友人は、今の閉塞的な状況の中で、今後に夢を持てる方向を示すべきだと言います。確かに、生産と消費のバランスが崩れ、これまでの拡大路線が行き詰まりを見せているのは、単に一時的なものでなく、構造的なものであるとの見方が出来ます。昨年から初めて人口が減少の時代を迎え、少子高齢化が進展していく中で、牛乳の消費人口も減っていくとの予測が出来ます。一方、WTOや、オーストラリアとのFTA交渉に見られるように国際的な自由化の圧力も高まってくる中で、この国の中で食料生産基地としてどのように生きていくか、しっかりした戦略が必要になってくると思います。自給と言うには、外国からの穀物に大きく頼る酪農のあり方を変えること、そのことでどうコストダウンを図るか、飼料自給の道をどう立てていくかがキーポイントになるとおもいます。この線で、これから整理して、方向と施策の提案をまとめて行きたいと思います。


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