年度末は人事異動の時期で、道庁も今年はおよそ半分の職員が何らかの異動をするという大移動となりました。今日は根室振興局長や部長、教育局長などが事務所に挨拶に訪れました。近年こうした転勤を嫌う若者が多くなり、職員採用の際は合格者の60%もが辞退するという現象が現れています。広い北海道で転勤がないなどということは考えられないのですが、札幌市のように待遇面で道庁以上のものがあり転勤もなくすべての社会的要素(娯楽、医療、福祉、教育など)が揃っているところへ優秀な人材が集まっていく傾向は、ますます都市と地方の格差が拡大し一極集中が進むという危機感を感じます。