空港経営

地方議連の総会がありその後の研修会で、北海道空港運営会社(HAP)の山崎社長が講演をし、国交省が所有空港の経営支出削減のために、千歳、函館、釧路、稚内の4空港の経営権を売ったのに合わせて、市有の帯広空港、道有の女満別を加えた6空港一括して運営会社が取得し、スタートしたが、発足直後のコロナ禍もあってその経営立て直しを迫られていました。山崎新社長が新たに就任し、その中で新千歳空港の駐車場料金を三倍に値上げして話題となりました。今日の講演では、路線誘致では関西空港が出来てから大阪(伊丹)空港の地方路線利用規制が続いてきたが、飛行機の騒音対策が進み、その規制が撤廃された事と、伊丹と羽田線の赤字でこの路線が廃止になる見込みがあり、その枠を千歳路線に配分させることで新たな誘客が出来ると見込めること。駐車場は短期出張やアミューズメント化した千歳空港への一般客の駐車場確保を目指して長期利用客を民間駐車場に誘導するための措置と説明していた。こうして空港ビルの売り上げを高め、黒字化して行くと言うことでした。これは学生時代読んだ経営学の本で見た「ビジョナリーカンパニー(弾み車)の法則」で、路線誘致ーお客様増ー売上増のサイクルが回ることで魅力的なテナント参入が増え、このサイクルが加速して回っていくことを目指したというもの。フムフム


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