今日、国の来年度の畜産・酪農対策が決定しました。補給金単価や限度数量、集送乳調整金、総交付対象数量、肉対策など全て今年度据え置きの数字で、需給状況が緩和している中では上々の結果を出していただきました。更に、過剰在庫となっている脱脂粉乳を仔牛用粉ミルク向けに転用する対策費用の三割28.3億円を支援することにも踏み込みました。自民党畜産・酪農対策委員長を務める伊東良孝氏を中心とする関係者の奔走のお陰です。また、エコ畜事業についても、最初四項目とされて大抵の酪農家は対象にならないものだったところを、六項目、更に八項目として現場の状況を勘案したものになることも決まりました。後は、乳業メーカー交渉と、生産者が今年の計画数量ないで生産抑制に協力することが必要です。今年・来年が頑張りどころです。