生産と消費のバランスが取れなくなり、工場で処理しきれなくなった牛乳が産業廃棄物処理場で処分されたことが報道されてから、全国で、「もったいない」という声が広がり、生産調整と共に消費拡大の動きが広がってきています。先日、北海道農政部が、お茶変わりに、一日一回飲むようにしようという呼びかけをしているところが放映されて以来、農林水産省でも全国の地方農政局に同様の呼びかけをしたとか、旅行雑誌の「じゃらん」が札幌商工会議所に働きかけて各職場でこの運動を拡げようとしているなどのニュースが届いてきます。皆さんにとっては、牛乳は米と並んで主要な食糧として、格別の思いがあるのを、改めて感じます。私たちもこの機会に、更に消費を意識した、良質な牛乳を適量生産することにしなければと改めて思います。