別海町の元議長、小原長俊氏が、20年にわたる町議会活動の功績で、旭日双光章を授賞され、別海町と議会による祝賀会が開かれました。町内の各界や、地域の皆さんが集まり、それぞれ御祝いの言葉をかけていました。小原さんは、50年ほど前私の住んでいる上武佐地区に、獣医さんとして赴任してきて、馬に乗って往診して回っていました。私が、魚釣りをしていて迂闊にも自分の耳をつってしまって釣り針がとれなくなって小原さんの所へ駆け込んでとってもらったことを今でも懐かしく思い出します。小原さんに会うと、そんな話を懐かしそうに話してくれます。獣医なのに、人間のお産も取り上げさせられたこともあるとか、そんな何もない時代でも、みんなが力を合わせて生きていたと話してもいました。その後別海町で診療所を開業し、酪農経営の安定のために働いていましたが、昭和58年地域から請われて別海町議会議員になり、その後、副議長一期、議長二期を努め、町の発展と安定に寄与しました。自治に関しては、私が敬愛するほどの思いを持っていて、今後も何かと教えて頂きたいものと思っています。