広域地域連携

人口減少で地方自治体の行政が様々な面で単独では難しくなっている実態が次第に明らかになっています。既に消防やゴミ処理、し尿処理、火葬場の運営などは「一部事務組合」という形で連携が図られていますが、医療についても、或いは高齢者福祉についても行政がというよりは人手不足で現場が持たなくなっています。今日は更別村で訪問診療も担っている総合医による診療所と、鹿追町で農福連携を行っているを調査させていただきました。更別国民健康保険診療所では、福祉の里総合センターと、老人保健センターと一体化した施設の中で、機能強化型在宅医療支援診療所を運営しており、ここは中札内の診療所も併せてこうした地方の診療所を運営する医療法人を指定管理者として運営されています。ここの院長は地方医療に尽力する、ドクターコトーのような方ですが、人口三千人規模の自治体では病院の維持は困難になっている中で、診療所を含めて数町村の連携と、地域の中核となる病院、更に高度医療を担う病院と役割分担をしながら協力し合う必要があると思いました。


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