帰ってきました

9日間の海外調査を終えて帰ってきました。
皆様方には永らくご無沙汰していましたが、この間インドのムンバイ、バンガロール、シンガポール、中国の上海と広い東アジアを飛び回ってきました。
インドでは日本の戦後のような雑然とした中で、ものすごい人数の巨大なエネルギーを感じましたし、バンガロールで訪問した高校では、数学の授業を受けた生徒から「今受けた数学は、日本の高校生と比べてレベルはどうか」と質問を受け、高校生の段階で早くも世界を意識していることに驚き、
シンガポールではかつての軍港のように沖に停泊しているコンテナー船の数の多さや、コンピューターで瞬時に処理されるコンテナー基地のレベルの高さと、地の利の良さで、日本がとうに後れをとっていることを実感したり、
上海では来年の万博に向けての工事真っ最中で、市内も高層ビルが続々と建つなど、高度成長の真っ直中の勢いを感じたりしました。
また、今回の一番の目的であった、北海道の観光や、農水産物輸出の売り込みについても、今後の指針となる貴重なヒントを得て来ました。
海外調査については、道民の税金を使っていく意味があるのかという批判的な意見がありますが、百聞は一見にしかずで、行かなければ今回のような実感や、ヒントは得られなかったと思っています。
観光のほとんど無い調査でしたが、観光客誘致の方策を求めるにはやはりあった方が良かったのではとも思います。
とは言えこの日程ではそんな余裕がありませんでしたが、今回の一番の収穫は、今後今回の目的を達するための多くの人達とつながりを持てたことでした。詳しい報告は随時のせて行きます。
ムンバイ領事館でムンバイ事情の聞き取り ムンバイの交通渋滞の様子
バンガロールの高校で、知事のメッセージを渡す 授業の様子(机がない)




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