フィリピンを訪問中の天皇陛下が、先日のフィリピンの戦没者慰霊碑への参拝に続いて日本人戦没者の慰霊碑に参拝した様子がテレビに映し出されています。
戦争犠牲者のことを忘れがちな戦後生まれの私たちだけでなく、戦中生まれの人達に代わって深々と頭を下げられる様子を見て、涙が出そうか気持ちになります。
天皇を「現人神」と持ち上げて戦争に突き進んだ大戦までの日本のあり方に、一番責任を感じていたのは昭和天皇でありそのあとを継いだ今上天皇であると言うことなのかも知れません。
誰かに責任をかぶせるのが次に進む常道ですが、それを一心に受け止めている姿には、経緯と共に痛々しさを感じます。
私たちもこの歴史を忘れてはならないことです。
天皇陛下
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