安倍元総理の国葬が行われた。安倍氏の功罪については議論のあるところだが、難病を抱えながら8年以上にわたって総理大臣という重責を担い、なかなか上がらない景気を何とか上げようと3本の矢に例えた政策を進め、諸外国をメヅッテ中国が覇権を行使しようとすることにブレーキをかけ、東日本大震災という未曾有の震災災害からの復興の道筋をつけてきた功績は、国葬に値すると思う。納得いかないことは説明責任という言葉で一刀両断にしたがる傾向があるが、峡谷そう反対のデモをやっていた勢力はどんなに説明をしても考えを変えようとしないもの。せめて国葬の日くらいは静かに送ってやれば良いものをと思う。菅氏の友人としての弔辞には良く安倍氏の人柄が語られており、聞くものも涙が出るほどだった。今後国会でまたこの問題がしつこく追及されるのだろうが、国民の税金の無駄遣いだという野党が長々とこのことを問題にして大事な経済振興対策や将来の議論を議論するべき時間を使っていくことになるのかと思うと、うんざりする。兎も角これで一区切りがついた。今後は前に向かって進みたいものだ。