道州制委員会で、旧法での合併がなかった支庁に出向き、市町村長さん達から意見を伺う、意見交換会を開き、今日は、留萌支庁管内で開催しました。小平町の会場には、9つの市町村の皆さんが集まってくれて、それぞれの意見を話してくれました。最初に、管内町村会長の、阿部初山別村長さんから、全体の経過についての話があり、平成14年から支庁全体での話し合いに入り、その後、南部・中部・北部の3地区に分かれて分科会を設け、それぞれ協議、平成16年には、南部と中部地区で法定協議会を設置して、合併に向けての協議に入ったが、重要事項についての意見の食い違いが出てきて、合併には至らなかったとのこと。これは、新町の名称や、総合支所のあり方、各町の振興計画がある中で、新町の計画が出来なかった。各負担の差異の是正が出来なかった、地域が廃れるなどの理由とのこと。どこでも同じようなことで行き詰まったことが伺えました。こんな中で、遠別町のように、すでに学校を一校に統廃合しており、下水道の配管も終わっていて、これ以上の合理化はなく、交付税が減ってもやっていけるとの判断をしたところや、前回の合併協議には、夢がなかったなど、今回の新法下での協議に、指針となる意見もありました。明日は、後志支庁に出向きます。