長崎に行き、初めて平和公園を訪問しました。平和祈念像の右手が原爆を示し、左手は平和を顔は戦争犠牲者の冥福を祈る、と書いてあり、原水爆禁止運動の団体に対して今年のノーベル平和賞が授与されたことと合わせてその悲惨さ、平和の大切さを改めて実感したところです。この像の前の平和公園には各国から贈られた平和祈念像も並んでいましたが、ここに原爆を落としたのがアメリカということがあってか、東ドイツやソ連、チェコスロバキア、中華人民共和国など、旧共産圏のものが多く、今のロシアのプーチン大統領が「核兵器の使用も辞さず」と言って威嚇していることや、北朝鮮が核弾頭の開発を急いでいる事に隔世の感がします。今平和の恩恵を一番受けているのは日本だとの自覚と、それは世界を相手に戦った先人の犠牲と反省の上に成り立っていることを自覚すべきと思いました。