北海道経済

内外情勢調査会札幌支部の例会があり、参加しました。
この会は時事通信社が主催し、会の会長は高橋知事、札幌を中心に経済界などの中心メンバーが月一回、昼食をともにしながらその時々の話題に相応しい講師を招いて勉強する会で、私も今月から正式メンバーとして出席できることになりました。
今回の講師は、日銀札幌支店長の杉本芳浩氏で、「北海道経済の現状と展望」と題して日本と北海道の経済状況を比較しながらの講演でした。
業況判断は北海道が公共投資の効果と、観光産業が堅調で全国並み、企業収益では、大企業が円安効果で非常によいのに比べ、中小企業と北海道は内需型のため低調、製造業は付加価値を高めている反面建設や卸小売業は利益率が下がっているなどの状況を示した上で、需要面の問題は少なく留意点は収益環境をどう高めていくかだとされました。
細かいところまで精査して今後の北海道産業の行方を考えたいと思います。


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