北方領土アピール行動

12月1日は80年前、ポツダム宣言受入後ロシアにより占領された北方領土に危機感を覚えた、当時の根室町長「安藤石典氏」が、連合国最高司令官のマッカーサー元帥にアメリカが占領してくれるよう要望書を提出したのを記念する日です。もしあのときアメリカが占領してくれていたなら、今頃は自由に行き来できる日本の領土に復帰していたかも知れないとの思いが有りますが、兎も角日本国民に一人でも北方領土の存在と、ロシアの占拠がいかに不当なものだったかを知ってもらい、領土返還の思いを拡げてもらうために、北方領土隣接地域主催で東京に関係者が集まり、街頭行動を行っています。今年はいつもの日比谷公園が工事中と言うことで、出発式は中央区となりそこから銀座・東京駅八重洲口を経て約二キロの街頭行動でした。「北方領土を返せ」「領土交渉を進めよう」などとシュプレヒコールを叫びながらの行進でしたが、相変わらず都民の関心は薄く、声がビルの谷間で無しく響くばかりでした。それでも声を上げ続けなければ運動は絶え、領土返還の願いは絶たれてしまいます。


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