今日も団体政策懇談会が開かれ、その最後が私学団体でした。設立以来建学の精神を保ちながら、公教育の一環を担ってきた私立の学校ですが、公立の学校はほぼ全面的に税金によって運営しているのに対して、私学はそれなりの助成金を受けているとは言いながら、基本的には生徒負担(保護者負担)で運営していることで、公私の生徒負担格差がある事も確かです。私も永年、教育振興議員連盟の役員をしてきた中で、その格差是正や、縮小のために道や文部科学省に要請や交渉を行ってきましたが、授業料無償化が所得の多寡に係わらず全員が対象になったのが前進ぐらいで、依然として格差は残っています。今日の要望もそうした格差是正が主なところでしたが、一度、公立の学校には生徒一人当たりどのくらいの税が使われているのかを算出して比較しなければならないと思いました。