北海道は、採算面で民間が運営することの難しい広域的な事業について、公営企業という名目で事業運営を行っているものがあります。
「道立病院」「電気事業」「工業水道事業」の3事業がそれですが、いずれも赤字から抜けきれないというのが現実です。
勿論採算的に難しいけれど必要なものを担っているのですから、黒字は期待しにくいものではあります。
それでも、正常に運営されていてせめて収支が均衡するところにまでは行って貰いたいというのが、財政の厳しい北海道の願いです。
電気事業は、北電と収支均衡の出来る買い取り価格で10年間は契約していますから、見かけ上は黒字を出しています。
あとは再生可能エネルギーに対する国の方針次第というところです。
工業用水は石狩新港地区が大幅な赤字を続けていて、解決しなければなりませんし、道立病院事業は、本当に苦しい状況です。
決算特別委員会で議論のあるところです。、
公営企業
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