何らかの新しい施策が出された際、その施策を出した側と受ける側との理解の差が出ることが良くあります。
今回も今年の冷湿害対策の執行に当たり、現場から条件が厳しすぎて活用できないという声があって、担当職員と話したところ、要項要領の中では一応きちっと示さなければならないと言うことで示してはいるが、杓子定規だけで運用するつもりはないと言うことを伝えたつもりだと言うことでした。
これまでも経験がありますが、現場近くへ行くほど要項要領について厳しいとらえ方をして、末端では使いにくくなると言うことはままありました。
それは厳しく理解することで、上への説明が出来やすくなると言うことや、運用についての指摘を受けたくないと言うことなどの思いが働くからだと思っています。
現場ではこの事実に対してだけ不満が募ってきます。
施策を生きたものにするということが大事だし、現場にいる私達がそれをやっていくためのつなぎにならなければならないと改めて思います。
そのためにも双方の思いをしっかり聞いていかなければならないのです。
現場が大事なのです。
伝えることの難しさ
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