代表質問

今日から代表質問が始まりました。
自民と民主が定例会ごとに一番を交代でするという申し合わせがあって、今回は民主党が先の質問となりました。
先の総選挙で大勝して政権交代したことがあって、勢いづいているなかの質問でしたから、知事に民主党の軍門に下れと言わんばかりの発言が連発されました。
知事の政治姿勢では、「自民候補にあれほど肩入れして応援した高橋知事は、これから新政権とどのように付き合っていくのか」
農業政策では、「問題の多かった稲作・畑作経営安定対策から、戸別所得補償が実施されることになるが、今後どのように農業を守る政策を採っていくか」というように、発足したばかりの政権がまだ具体的な制度設計も打ち出していないことを質問して、民主党のマニフェストが全て支持されて今回の大勝になったかのような言い方が目立ちました。
今回の自民の敗北は、長く続いた自民党政権の組織疲労や、財政再建最優先で進めてきた福祉・医療政策などに対する反発、歴史上初めての少子高齢化と人口減少時代に対応する各種政策への説明不足への反発などが最大の原因で、民主党に一度やらせてみようという雰囲気が全国に充満した結果で、不安を抱えながらの勝利だったと言うことに気付かなければ、再び「おごる平家は久しからず」になることでしょう。
明日に延びた自民党の代表質問の準備で、今日も帰ったのは夜9時を過ぎていました。


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