北海道が予想以上の速さで人口減少が進み、特に地方での減少スピードが加速している現状です。人が住み、そこに町が形成され、その町の中で物の生産や販売という産業も発達し、お互いの便宜を図るサービス業も生まれというように、支え合う社会が形成されてきたのが開拓以来の地域のありようでした。(この様な町を、共食い町とも言いました)しかし今、人材の供給地域から、外国人を招かなければ成り立たない地域へと変貌し、様々な分野(医療・教育・介護・産業など)で地域崩壊の危機的状況にあると言っても過言ではありません。近代化という名の農業の規模拡大、大型店出店で成り立たなくなった小規模小売店、漁業の不振で若者を抱えられなくなった漁村など、高度成長時代には人材の供給基地であり、若者が定住し、Uターンしていたところがその機能を失い、地方にどんどんと若者が少なくなっている事に危機感を感じます。今日その事について特別委員会で質問をし、提案を投げかけました。