九州に出かけての「道州制及び地方分権等調査特別委員会」という長い名前の特別委員会の調査最終日は、福岡県庁にお邪魔して合併に対する県の関わりや、市町村への権限移譲の推進、九州における道州制の検討状況について聞き取りをしました。
合併については、昨日の八女市での調査で市長が話していた、麻生知事が全国知事会の会長になって俄然力が入ってきたということを裏付けるように、合併構想を示し、一部の組み合わせについて、法定協議会設置の勧告を出すなど積極推進の姿勢を示しています。
権限移譲については、実施数・移譲すべき項目数などは北海道の方が多い現状にあるようで、合併が進行して基礎自治体が大きくなった時は、かなり一気に進めていくのではないかと、話の中から思いました。
道州制については、北海道は特区による権限移譲に焦点があてられている感が大きいのですが、九州では、その議論がない分基本的な県間での道州制に関する議論が出来ているように受け止めました。今日で最終日ですが、今後この成果を詳しく分析して議会議論や、制度設計にあたらなければなりません。
九州の道州制
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