私の母校、中標津高校は今年開校70周年を迎え、今日記念式典と祝賀会が開かれました。中標津町が管内の中心として発展したのと軌を一にして高校も管内の基幹高校として成長してきました。しかし近年少子化の影響などもあって入学者が募集定員を割り込む学科が出てきています。それ以上に、地域の一部の人たちからこの高校では子供が望む大学へは進学できないと、札幌や釧路の受験校へ進ませる例が後を絶たず、周辺の高校と同様次第に定員割れとなってきています。医療と同じで、地域にあるものを信じない限り自らを失っていくことに気付いてくれなければと思います。