常任委員会終了後、午後5時から水産議員連盟の研修会があり、その後水産関係団体、水産林務部幹部を交えた懇談会が開かれました。研修内容は「秋鮭の資源回復について」で、孵化放流事業の歴史的経過、放流されたサケの回遊経路推定、秋鮭の来遊量と放流数の推移などについて説明があり、放流数は毎年10億尾前後と変わっていないけれど、来遊数は平成28年度から極端に減少していることを受けて、稚魚飼育施設整備の支援、稚魚の漁病対策支援、遊泳力強化飼育の実証などにとり組んでいること。前期群重点に孵化放流していたものを中期群にも広げて、放流時期とて来水温のマッチングなどにも取り組んでいることなどが説明されました。海域環境の変化もあり解決は簡単ではありませんが、こうした資源回復の努力が実ることを期待して居ます。