アメリカはどこへ

20日アメリカ第47代大統領に就任したトランプ大統領ですが、これまでの民主党バイデン大統領が行っていた施策を大幅に変えるための署名を次々と行い、アメリカファーストを掲げて自国の繁栄を取り戻そうとしています。これまで世界と足並みをそろえてきた様々な条約からも離脱し、ひたすらアメリカ経済第一主義として世界のリーダーとしての役割を放棄しようとしています。世界は自由主義が行き過ぎて富の偏在が極端になり、格差拡大による不満が溜まっているためか、こうした強いリーダーを求めて各国で極右的な勢力が選挙で躍進するという事態が起こっています。これは所謂社会主義国家でも同様で、ロシアのプーチン大統領、中国の習近平国家主席などに権力を集中することで、国が強くなると言う幻想を追っています。そのあとに何がくるか、それはロシアのウクライナ侵攻であり、イスラエルのパレスチナへの徹底的な破壊になっていますが、今後国家間の利害争いで大きな戦争になるのではないかと危惧されます。そんな社会は残したくないものです。


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