昨年から何度も協議を重ね、先の3定で私も質問したばんえい競馬が、ついに廃止の方向に行ってしまったとの今日の報道を見て、とても残念に思いました。北見市、旭川市に続いて、存続の思いを持っていた岩見沢市も、有識者協議会から、「存続は難しい」との回答があり、それを受けての、市議会議員協議会で、廃止を促されての判断とのことでした。
北海道遺産にも指定されている、「馬文化とばんえい競馬」は、これで消えてしまうのでしょうか。赤字続きの中で、厳しい再建案を受け入れられなかったのも、市の財政が地方交付税の削減の中で非常に厳しく、保証のない再建計画を受け入れる勇気が出なかったということだろうと思います。
一時運営協議会に参加した人の話を聞くと、あれではつぶれるはずだということでした。それは、黒字で、儲かった時の体質が無くならず、1000万円以上もらっている役員が多くいることを見ても解ったというものでした。北海道が援助できればよいのでしょうが、北海道競馬も存廃の遡上にあることもあって、財政再建の最中の北海道がそれを出来るものでもありません。
民間の力を導入することなども含めて、関係者の知恵と勇気を集めて欲しいものと思います。
ばんえい競馬
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