ある本を読んでいました。
富裕層が日本をだめにするというものですが、この著者によるとアメリカのペースで自由主義を進めた結果として大きな格差が生まれ、それが遺伝するかのように次の世代のやる気にまで影響している、というものです。
日本全体が豊かになったせいもあってそんなに努力しなくてもと言う考えが教育レベルの低い親子に拡がっているというものです。
必ずしもそんな人達ばかりではないのですが、ゆとり教育という頭で考えた理想が結果として間違っていたと言うことは、今の学力低下が物語っていると思います。
最近韓国の家電や自動車産業に日本が負け始めているのは、労働賃金が低いのではなく、日本が得意としていた技術力で負け始めたからと言うのも頷けます。
私たちが学生だった頃は、みんな貧しかったからかもしれませんが、そこから抜け出るためにどんなに苦労をしても勉強だけはさせるというのが、親の思いでしたし、私たちもがんがん勉強して競争に勝ち抜こうとしました。
もう一度そんな思いの中で子供達を育てられないものかと思います。
がんがん勉強
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