朝、牛舎作業を急いで片付けて、お寺に行きました。お彼岸の中日と言うことで、10時半からお彼岸法要が始まり、皆でお経を読んでご先祖様の供養をしました。
先日の新聞に、「通夜の時のお坊さんの説教は要らない」との投書が載っていましたが、通夜や、葬儀の法要は、亡くなった方を偲び送るだけでなく、死を通して改めて人生を考え、人の生き方をも考える時でもあると思います。
ただ聞いているだけでは、何をぶつぶつ言っているのか解らないことでしょうが、お経の8割は生きている人のための教えだと言われています。
どの宗教でも、生きるとは、死とは、人生とは、守るべきことは、等を徹底して追求した集大成として今に伝えられているのです。
個人主義や、利得主義に固まった現代だからこそ改めて先人の知恵が詰まったお経や聖書に触れる機会が必要なのではないでしょうか。
お彼岸
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