12月15日の山口での安倍総理とプーチン大統領の日露首脳会談で、戦後70年以上にわたって解決できなかった北方領土返還という日本国民の願いが、一部であれ叶うであろうという期待が大きく高まっている。
しかしこのところ雲行きが怪しくなってきた。
ペルーのリマでのAPEC首脳会議に合わせて行われた首脳会談で9月の時とはロシアの雰囲気が変わったというもの。
アメリカで多くの予想に反してトランプが勝ち今後の米ロ関係が不透明となり、また保護主義を取るトランプがロシアに対してどの様な姿勢で臨むかが解らなくなってきたためではないかと言われている。
領土を返還しなくともロシアにとっては何のマイナスもないのだから居座ったままの方が都合がよいとでも考えているのであろう。
大体、平和条約など結んだからと言って何の支えにもならないのは、第2次大戦の末期中立条約を一方的に廃棄して日本を攻めたロシアの強欲な態度を見ても解ろうというもの。
結果が出なかったときにはロシアと断交するぐらいの覚悟を安倍総理には持ってもらいたいものだ。
あー北方領土
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