随時調査in函館2日目

総合政策委員会の随時調査2日目は、道南農業試験場と、林業試験場道南支部でした。
道南農業試験場は、米の優良品種である「ふっくりんこ」と「きたくりん」、北海道のイチゴを変えたといわれる「けんたろう」を生み出した歴史を持っています。
育種は、中央農試に集約しましたが、そこで交配された水稲の育種年限を短縮するために、大型世代促進温室で、年2作の栽培を実施しています。何十もの品種を栽培していますが、この中から陽の目を見るのは、一本の穂があるかないかと言うことで、大変な作業です。
このほか、この地域特有の、少量多品目栽培の中で高収益を上げられる品種や、栽培法、病害虫防除などの研究も行っています。
次に訪れた林業試験場では、この道南地域にしか生えていない「杉」「ヒバ」「ブナ」などの、採種や増殖のための試験や、適正品種の育成試験などを行っており、丁度イチョウやどうだんつつじが紅葉している中を歩きながら説明を受けました。




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