札幌で、雪印メグミルク酪農総合研究所主催の、シンポジウムがあり、参加させて戴きました。
今年のテーマは、「国産飼料を最大限に生かした酪農の再構築」ー飼料自給率向上に向けてーで、輸入穀物が高止まりして酪農・畜産経営を圧迫している現状を打破するためにタイムリーなテーマでした。
講演は、酪農学園大学名誉教授の安宅一夫氏、農業・食品産業総合研究機構の佐藤健次氏、雪印種苗研究開発本部の石田聡一氏 によって行われ、特に私は安宅氏の飼料作物の増強に関心がありました。
土地利用型の酪農地帯では、いかに栄養豊富な粗飼料を確保して、購入飼料を少なくするかが基本と言うことが改めて確認されました。
それと同時に、他の2氏の講演にあるように、様々な地域資源や、粕類の有効活用も日本的酪農を推進する要素として大事だと言うことも勉強することが出来ました。
酪総研シンポジウム
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