自民党第9選挙区支部の移動政調会で、日高管内東部3町を訪れました。
浦河町では、医療スタッフの確保と、高速道路の延伸、馬産地としての農家経営の確立などが大きな課題でした。
次の様似町では、先ずは隅に押しやられている感のある地方自治体の不満から始まり、永年の懸案事項でありながら遅々として進まない課題について、重ねての要請を受けました。
特に、高校の適配による廃校に伴って、通学バスで通えていた小学生も路線バスに乗ることになり狭い歩道を歩き、交通の激しい国道を横切らなければならない事で、事故の危険性の指摘があり、早急な歩道整備が強調されました。
最後のえりも町では、海獣特にアザラシによる漁業被害が目立つため、環境省は今年5月下旬に試験的に駆除する事にしていたものが、急遽大臣の判断で中止となり、その理由と今後の対策の説明を求められました。
また切り立った海岸線を走る国道だけが交通手段であることから、災害の際の避難路となり得る道路の整備が切実な要望として出されました。
どの町にもそこならではの課題があり、また共通するものも有ることから、それぞれ整理しながら実現に向けての努力をしなければならないと改めて思いました。
移動政調会
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