北海道獣医師会の大会が開かれ、来賓の一人として出席させて頂きました。毎年春の総会と、秋の大会には出来るだけ出席させて頂いています。地域の中でも、酪農との関係でも、獣医師の皆さんとは切っても切れない関係で、常に、家畜衛生や、家畜飼養等の面で情報交換をし、共に解決にあたってきました。BSEの発生したときや、その前の口蹄疫の時も、家畜保健所や、全道の獣医師会の皆さんが、素早く対応に走ったおかげで、拡大も混乱も最小限に防げた経過があります。
話は少しそれますが、私の地元で、家畜健康センターを立ち上げて経営していた、田中保幸氏が亡くなりました。まだ60歳という若さでしたが、獣医師として中標津に来てから30年あまり独特の個性でみんなから「やすさん」の愛称で愛され、牛を大事にしながら治療に当たってきました。この獣医師会の地区理事も務めていましたが、この大会に合わせたように永眠されました。何か大事な友を失って、とても寂しい思いがします。思い切り生きた60年だったように思います。みんなと冥福を祈りたいと思います。
獣医師大会
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