検査証明

東日本大震災による福島原発事故によって、福島県や、茨城県の他周辺県からの葉物野菜や、牛乳などの出荷停止が続いていて、この地域の農家が大変困っているだけでなく、東京市場にものが入らず消費者も困っている状態と報道されています。
この影響は、今のところ放射能の影響のない北海道にも波及し、水産物などは海外での検査が厳しく日数がかかるため事実上輸出が出来ない状況にあり、また東京方面への生、冷凍物なども計画停電の中で、冷凍・冷蔵保存が難しくこれまた運べない状態と聞きます。
このため産地価格も次第に下がってきており、事故現場から遠い北海道の漁業者にも影響が出てきています。
漁協などをまわると、このことに対する検査態勢の早期整備と、検査証明書の発行を急いで欲しいとの要望を受けます。
現在詳細な検査は道外で無ければ出来ず。道内にある検査機器も2ヶ所しか無く、時間が3日程度かかることから、生ものは間に合わないと言うことで、何とか検査機器をそろえて短時間での検査と証明が出来ないかと要望されました。
道側にそうした要望を伝えると共に、早急に体制整備が出来ないかとの問い合わせをしました。


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