昨日の新聞記事で、東南アジア訪問中の玄葉外務大臣がAPECプラス3もしくは6の枠組みでの自由貿易協定(FTA)の推進を表明したとの記事がありました。
アメリカ主導のTPPに対する国内での反対が強まってきて、政権の命運をかけることになりそうだとの判断でしょうか?
私達のような素人でも、アジアの成長を取り込むためには、TPPでなくASEAN自由貿易圏に日本が主体的に関わることだと思えるのに、です。
何故民主党政権がTPPにのめり込むのか、財界が強力に推進しようと主張するのか、もし自由貿易だけの理由でなかったら、そのことを明らかにすべきなのです。
やはり日米同盟維持の故でしょうか。
自民党もまた聖域なき関税撤廃を前提にする限りTPPの推進には反対するとしながら、ASEANとの自由貿易拡大を推進するという施策を打ち出せないでいる間に、民主党政権側からこうした方向が出されたことにもどかしさを感じます。
本当に再び政権交代をしようとするのなら、政策で勝負すべきではないでしょうか。
東南アジアの経済成長
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