NHKでオランダのハウス農業についての番組が放送されていました。
企業農家による完全IT農業とでも言うのでしょうか。
膨大な広さの栽培ハウスの中で、炭酸ガスや温度、湿度、肥料注入までコントロールして工場生産同様のトマト栽培をしているものでした。
日本でも似たような試みがされている例も紹介されていましたが、企業参入はこのようなところからとでも言うような番組でした。
環境を完全にコントロールして、最大の生産を得る事が、未来の農業生産のモデルとなって、日本農業を輸出産業へと導くような言いぶりでした。
日本中がこのようになるものではなく、依然として大部分は天候に一喜一憂し雑草と戦い、味や見た目に振り回されながら不安定な価格で販売しなければならないのが現場の実態です。
政府にも現地の実態をよく見て国民の食糧確保を基本にする農政を構築して欲しいものと思います。
所得倍増計画
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