テレビで片親となっている大学生が、貧困が原因で進学できない子供のための基金を作るために、東京環状線の主要駅を回ってみんなに募金を呼びかけている様子が報道されていました。
既にその主催者からの基金への協力の呼びかけもいただき、些少の応募もしました。
私も大学へは日本育英会の奨学金を受けながら進んだ一人ですから、その重要性は実感していますが、今何故この様に貧困から充分な教育を受けられない状態が出ているのか、今ひとつ解らないところもあります。
勿論調査結果では裕福な子供と、貧困状態にある子供の学力格差があるということは承知していますが、その原因を家庭の経済状態だけに求めようとしてはならないと思います。
少なくとも中学卒業までは、学校教育の中で十分対応していく問題で、これが出来ないと言うことは義務の学校教育の内容に問題があると言わざるを得ません。
塾に行っているかどうかで学力に格差が出るのなら、学校教育とは何なのか、それは学校教育の敗北と言っても良いとさえ思うのです。(次回へ続く)
子供の貧困
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