根室地区の曹洞宗護寺会主催の大本山参拝旅行に参加し、初めて大本山・総持寺に参拝しました。曹洞宗は道元禅師の開いた修行道場としての永平寺と瑩山禅師の開いた普及道場としての総持寺の二つの大本山を認められている、一つの宗門としては珍しい形態を持っています。勿論どちらで修行しても修行の厳しさは変わらず、生活や所作の全てを厳しく指導されている修行僧の動きは見ているものの気持ちまでも引き締めるものです。今年は開祖瑩山禅師の700回大遠忌にあたり、4月には2週間ほど毎日全国からお寺の関係者が集まって大法要が行われていましたが、私達のような一般信者はこの様に遅れて参拝することにしました。お寺に到着し、瑩山禅師追悼の法要と、私達の先祖代々供養と旅行の安全を祈る法要にも参加させていただき、身も心も清々しい気持ちにしていただきました。