午後から、毎年恒例になっているJA中春別酪農対策協議会と農政部との懇談勉強会が道議会会議室で開かれ、私も同席しました。何年か前まで順調に推移してきた酪農ですが、一昨年から需給バランスが崩れて、昨年・今年と減産型の計画生産を余儀なくされています。今の状況を乗り越え、より安定した酪農経営を築くため、酪農家側からは担い手対策・高騰している資料の今後・負債対策・乳検事業支援などについての問題提起がありました。飼料については、構造的な要因によっての値上がりで、今後が心配されるが、今のところは価格安定基金によって補填しながら来ているので、激変緩和は出来ていること。しかし、補填されるのは値上げになった分で、それまで補填されていた前回値上げ分はそのまま価格に上乗せになるので、経営に負担になることは間違いないことです。
需給のバランスが、最近一転して、加工向け牛乳が不足する事態となっていきました。オーストラリアの干ばつによる減産と、中国やロシアの経済成長による需要増が原因とか。先は読みにくい世の中ですが、この傾向は何も今に始まったことではないので、先をしっかり読みながら計画を見直して行くことも必要だと感じています。
勉強会
Categories:
Tags: