処理水放出

福島第一原発でたまっていた放射性物質を含む排出水をALPS処理した処理水の海洋放出が始まりました。この放出には様々な意見が交わされ、風評被害を心配した漁業団体からは反対の表明があり、岸田首相も自ら説得に出向いたりもしましたが、結局反対の姿勢は変わらぬままの実施となりました。トリチウムという水素分子の3倍体の放射性物質ではあるが、崩壊速度が速く12日で半減するというもの。しかも放出にあたっては基準値を大きく下回る濃度まで薄め、1年間の放出量も22兆ベクレルと、中国が原発から放出している一つの原発と比べても非常に少ないレベルで、実被害は全く心配ないもので、風評被害という人が作り出す被害を発生させないように繰り返し丁寧な情報開示が必要と思います。


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