優秀な人材

今日は常任・特別各委員会が開かれ、今回の定例会に提案する条例改正案や、補正予算等の説明がありました。
それに先んじて、9時から北海道東部商工会議所連合から来年度予算に向けての陳情がありました。
この中で、印象に残る話がありました。
[優秀な人材が地域に残るようにして欲しい]というものです。北見には、国立の北見工業大学がありますが、この大学卒業生を採用しようとして募集をしても、北見に進出している[京セラ]でさえ確保出来ない、まして中小企業など見向きもされず、みんな東京の企業に行ってしまうと言うものです。
北海道内の国立大学はどこも似たような傾向で、その65%くらいは道外出身者で、就職希望も道内出身も含めて大企業志向が強く道内で就職するのは希有な存在とも言えます。
何のために大学を持って居るのか解らない状態です。理由は簡単で、道内出身受験生の学力が低く大学入試で道外からの受験生に負けるからです。
テストの成績だけが教育の力ではないなどと言っている間にこの様になってしまうのです。


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