人間の生きる力

今日の保健福祉委員会では嘗て議会でも議論の的となっていた事のある、学校でのフッ化物洗口について、その実施状況などが報告されました。議論の際にはフッ素が子どもに与える害や、教員の負担などが強調されて反対の請願が出されたりもしましたが、ようやく全道175市町村が実施するようになったと報告がありました。保健担当の養護教員や、地域の薬剤師会、歯科医師会などの協力もあってのことです。気になっていたその効果では、虫歯の数が減っていることもありますが、治療を要する進んだ虫歯の数がほぼゼロと言うことでその効果は顕著と言うことです。食べることは人間の生きる力を増すのは勿論です。今日文教委員会で発表された全国学力調査の結果では、全国平均に近くなりつつあると言うことですが、最近のいじめや事件などを見ると学力は兎も角、社会生活に必要な生きる力や協調する力が落ちていると感じます。バランスは難しいかも知れませんが、今一度教育というもののあり方を見直す必要があると思います。


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