最近は、原油の値上がりやその逼迫感からバイオエタノール原料を作るためにトウモロコシなど穀物が使われて日本に輸入される小麦や、飼料用トウモロコシの値上がり、中国等の経済成長による、船積み運賃の値上がりなどがあって、原料価格が値上がりしたとのことで、パンなど製品の小売価格が引き上げられました。また、森永乳業なども、外国から輸入される原料チーズが値上がりしたとのことでプロセスチーズの販売価格を値上げしたとのニュースも伝えられています。一方、今年産の米の価格は、燃料・生産資材・肥料など生産費の値上がりにもかかわらず、過剰作付けもあって値下がりしたほか、飲用乳価も牛乳が不足気味にもかかわらず据え置き決定するなど、全く逆の動きとなっています。NHKでも日本の食料・農業について特集していましたから関心を持った人も多いかと思いますが、一体食糧の自給をどう考えているのか疑います。
生産費があがっても値段に反映できない私達の農産物。輸入原料があがったからと言って値上げできる製品。ヨーロッパでは最大50%も乳製品が引き上げられたというのにです。
おかしくはないですか?日本の農民はどうやって生きていけばいいのですか。
おかしくはないですか?
Categories:
Tags: