大相撲春場所は、最後に最高の演出が用意されていた。
13日目に負傷し、休場かと思われていた14日目、力の入らない左腕をかばいながら日馬富士戦に臨み、なすすべもなく敗退。
これでは千秋楽の照ノ富士戦も勝てないだろうと誰もが思った中で、本割で勝利。
昨日の照ノ富士の勝ち方に不満を持っていた満員のお客さん全てが稀勢の里の勝利に歓喜。
そして優勝決定戦も絶体絶命のもろ差しの中から逆転の小手投げが決まってついに優勝という結果には、私も含めて涙なしには語れない多くの人が居たと思う。
本人も涙の中で、力以上の何かがあったといっているが、やはり最後まであきらめないという気持ちと、こうして泣けるほどの厳しい稽古が有ってのこと。
最後の武佐小学校卒業生に贈った「勝っても負けても結果で泣けるだけの努力をして欲しい」という言葉が、このことで改めて感じて貰えたのではと思う稀勢の里の優勝でした。
あっぱれ!!!!
あきらめない
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