インデペンデンスディとキティホーク

 予算委員会の分科会が終わり、それぞれ知事総括に回す件も整理できてきました。今回の中心は、夕張の再建団体転落に端を発する、市町村財政問題、更に、産炭地振興基金のヤミ貸し付けなど、旧産炭地市町村の財政の悪化具合にも注目が集まって、各会派の総括持ち込みも予定されています。今回初めて分科委員長を務め、何とか無事終了できたのも、仲間や、先輩議員の暖かい配慮の結果と感謝しています。終了後、防衛議連のメンバーで、バスに乗って小樽港に入港している「アメリカ軍の通常型航空母艦キティホーク」での、独立記念日を祝う式典に参加しに行きました。初めて見る空母でしたが、さすがに巨大なもので、前線配備されながら、こうして各国の港に入港し、親善をして歩いているのが、乗員の態度にも表れていました。国と国民を守ると言うことはどういう事か、実践に参加してきた空母を見て考えました。


キティホーク

予算特別委員会

予算特別委員会(予特)2日目は、経済部所管の質疑をしました。各会派の6人が質問に立ちましたが、そのうち3人が産炭地対策関連の質問、2人が中心市街地活性化、雇用問題の質問が3人と、今差し迫って問題になっている質問が集中する形となりました。夕張の件は、時代に翻弄されたとはいえ、流れに逆らって拡大志向をした結果、身の丈に応じた行政をしていくという原則を踏み外した結果との見方が出てきました。簡単に解雇は出来ないのが、市役所の職員ですが、1万2千人の市に、通常の町の2倍の、400人いたことに、象徴されると思います。市町村の再編(合併)が必要と言われるのも、こうした住民一人あたりの公務員数を、適正にする手段の一つだからでもあるのです。何か、牛舎の周辺が整理できていない酪農家は、経営が悪いというのに似ていますね。


分科会委員長を務めました       石塚氏の質問

タフネス

 昨日は、朝の便で帰ってから、葬儀に出、その後昨日の日誌で書いたように、空港での出迎えから、要望会まで、83会や、幹事長と行動し、中標津に帰って幼なじみの結婚祝賀会に出席、万歳三唱で、新郎の名前を一字間違えるという失敗をし、自宅に帰還。今朝は、8時に自宅を出て、9時半からの、別海町での幹事長への要望会を皮切りに、標津町、中標津町とそれぞれ自民党主催で要望会を開いて、それに参加、2時過ぎに幹事長を中標津空港で送り出しましたが、その間感心したのは、幹事長のタフさです。よく話し、動き、殆ど一時も休まないのに、疲れた様子がありません。私もタフな方ですが、とてもかないません。私はと言えば、送り出した後、30日に牧草収穫作業の最中、機械に挟まれて亡くなった友人のところへお悔やみを言いに行き、余りにも突然なことと、残された家族の心情を思って、絶句して帰ってきました。自宅へ帰って、ばたばたと荷物を鞄に詰め込んで飛行機で札幌に、と私も忙しい1日で、機内では、ぐっすりと寝てしまったようです。久し振りの女房とは、言葉をいくつ交わしたでしょうか。夫婦関係の危機になるのでは?と心配です。

83会

 昨年の衆議院議員選挙で、大勝利した際、当選した自民党一期生のグループが、83人いたことで、こう名付けています。別名「小泉チルドレン」と言いますが、こう呼ばれるより先に、道議会でも、一期生のことを「高橋チルドレン」と呼んだ人もいるとか。それはともかく、この83会の有志の方々が、北方領土研修をしようと、今日の東京からの便で、中標津経由で根室に到着しました。メンバーは、12人でした。本当は、もっと多くのメンバーを期待していましたが、例え何人でもこうして、日本にとって未解決の領土問題について学ぼうという気持ちが嬉しいものです。今日は晴天でしたが、気温が少し上がったので、国後島は、霞んで泊山と、羅臼山(メンデレエフ山)がようやく見える程度でした。この方達も、全国に帰って、不当占拠された北方領土のことを伝えて欲しいものと思います。この方達と一緒に、武部幹事長も来根され、自民党国会議員のいなくなった根室管内の要望を、各市町村を回って聞いてくれると言うことで、今日は、夕方根室市の要望会でした。

夕張と旧産炭地

新聞で毎日書かれている、夕張市の財政破綻問題と、その他の旧産炭地の問題についての集中審議が、午前中「総合企画委員会」、午後からは「エネルギー特別委員会」で開かれました。炭坑の閉山後、人口が最盛期の10分の1になったことや、主として「北炭」が持っていた炭坑が、北炭の倒産によって閉じられたため、夕張市が引き受けた遺産が大きく、負担になったこと、地域再生のため観光を目指した投資や、バブル崩壊で民間リゾートが立ち行かなくなったものを引き取ったのも、それに輪をかけることになったことなどが明らかになりましたが、赤字を穴埋めするために一時借り入れを繰り返したことが、一層事態を重症にしていったことなどが明らかになりました。一方、その他の旧産炭地も、夕張ほどではないにしろ、財政悪化は著しく、産炭地振興基金からの借り入れはこのままでは返せないという事態になっています。今後地方交付税の一層の減額が予想される中、道内の自治体は多くが、これに近い状態になることが予想され、一層の行財政改革と、自治体再編が必要になりそうです。

一般質問

今日午前の一番で、一般質問に立ちました。テーマは、
?観光の振興と、航空料金
?牛乳の消費動向と、酪農近代化計画見直しについて
?北方領土問題について でした。北海道の航空料金は、東京から南に比べてかなり割高で、特割7(一週間前までの予約)東京札幌間と、福岡間を比べると、1マイルあたり23円、金額にして5000円も高くなります。正規料金は、少し遠い福岡が、3000円高いのにです。沖縄行きはなおさらで、正規料金の段階でマイルあたり21円の差になっています。昨年8万人ほど来道者数の減った北海道に比べ、沖縄は、43万人増えているのは、このせいだけの理由ではないでしょうが、この南北格差は起きすぎます。道内のローカル路線ではなおさらで、この是正無しには北海道の人の交流はないと思います。「関係機関と共に、大手航空会社に要請をしていく」との答弁でしたが、人を多く呼び込む工夫と共に、どうすればこれを安くできるかの工夫が必要です。
 牛乳消費拡大については、飛行機の機内サービスに牛乳が何故取り入れられないかや、「白いプリン」と呼ぶ新製品を、北海道中の菓子メーカーで競争して販売しようという呼びかけに対する道の支援は?
 中標津町ー美唄市、別海町ー秩父別町などの町同士で計画している地域産物交流(今回は、米と、牛乳や鮭などの海産物)を道が仲立ちして、全道に拡げられないかといった提案で、知事の積極的な応援を得られることになりました。
 北方領土については、教育での取組を取り上げましたが、今回初めて、教育委員会からの、国への提言の中に、重点として「学習指導用要領」に入れることになりました。

久し振りに晴天

久し振りに晴れ、生育は遅れているものの刈り取り時期を迎えている牧草収穫作業が一斉に始まりました。今日は、朝から、羅臼町で開かれた、根室管内消防団技能競技訓練大会に出席。管内1市4町から集まった278人の消防団員が、技と力と、日頃の訓練の成果を競いました。一年に一回の大会で、ホース巻きリレー、綱引き、ジェットシューターを使った消火競技、そしてメイン競技の小型ポンプ操法と続きます。その後私は別海町に行き、根室管内種馬共進会を訪問。輓馬に使われる重種馬からポニーまで、各種の馬40頭ほどが集まって、その体型や、力強さ、歩行の正確さなどを比較していました。農耕馬として使われた40年前までは、根室管内は馬の産地でしたが、今では、よほどの馬好きの人でなければ飼っていないため、寂しい感は否めません。賑やかといえば、その後訪れた尾岱沼のエビ祭りです。昨年は3万5千人だったと言いますが、今年は好天もあっておそらくそれ以上の人出だったでしょう。いっぱいの人で、歩けないほどでした。先月の標津ホタテ祭りもそうでしたが、若い家族連れが多く、この地域にこんなに若い人が多いことに、うれしさを感じました。

北方領土居住者連盟

 北方領土居住者連盟中標津支部の総会があり、出席しました。戦後60年を過ぎてもいっこうに解決の兆しの見られない返還運動にあきらめを持ちながら、それでも勇気をふるって返還運動に当たっている方達を見ると、共にねばり強く頑張っていかなければと思います。元島民の方達は、子供だった方でも60歳を超えており、それ以上の年の方達は、勿論高齢となっており、1日も早い解決が期待されています。総会後の懇親会で、「最近現実的な解決策を求めて、二島返還を求める意見が強くなっているが、私たちの郷土は4島なのでそのことをしっかりと守っていくべきだ」という方がいました。私が、「早期解決には、現実的な方法も検討する段階になってきているのでは」と、総会挨拶で発言したことに対する反論かと思います。この解決には、揺るぎない決意と、強い外交が必要と感じました。

代表質問

 今日から本会議での一般質問が始まりました。1定と3定は代表質問、2定と4定は一般質問と言いますが、会派を代表して各項目について質問するので、代表格一般質問と呼んでいます。今日の最初は、私たち一風会の仲間の岩間氏(伊達市選出)が立って、堂々と40分間の質問を繰り広げました。知事与党の質問は、徹底して答弁者を追い込まないものと言いますが、またしっかり追求することも大事だと思います。今日の質問の中では、産炭地振興基金のヤミ負債と言われる件について、自民党では自治体や道の責任をただしましたが、民主党は一言も触れなかったことには、違和感を持ちました。今後3日間の一般質問や、予算特別委員会の質疑の中で、明らかになるものと思います。

産炭地

 今朝の読売新聞で、産炭地振興基金の不法借り入れが報じられ、争点の少ない定例会だと思われていたものが、一転して大変な問題を抱えることになりました。事は、旧産炭地である芦別、歌志内、三笠、赤平、夕張の各市と、上砂川町が、産炭地振興基金から、道知事の許可を得ていない借り入れをしたというもので、この基金を管理する道も、貸し付けできる条件ではないところに、それを知っていて債務負担行為をしたというもので、知事の許可を得ないで借りた自治体と、基金の管理責任のある道の双方に落ち度があり、今後詳しいいきさつなどの解明と、責任追及が重要事項となりました。再建団体になることを決めた夕張市は、最盛期と比べた人口は、10分の1に落ち込みながら、何とか観光とイベントで町おこしをしようとしましたが力尽きたものですが、他の旧産炭地も同様主産業の喪失と、人口の急減で財政は、自転車操業の状態まで追い込まれていたものです。時代の流れとはいえ、高度成長の中で、産業を失って格差社会の底辺で苦悩する町の姿に、明日の北海道を見るような気がするのは、私だけでしょうか。