奨励金

 酪農の奨励金で、これまで、乳価の一部から変わってきた、「土地利用型酪農奨励金」(指定助成事業)にかわって、一般財源から「酪農資料基盤拡大推進事業」が措置されることになり、今その申請申し込み作業が行われています。この奨励事業が決まった時から懸念してはいましたが、実際各農家に当てはめて対照していくと、その条件の厳しさに改めて驚きます。環境への配慮がかなり厳しいもので、現場を知っている者が作ったのかな?というようなものが多く、これだと北海道のイエスクリーン農産物でも条件をクリアーできないのではないかと思う程です。酪農は、農薬を使わないだろうというのが常識的ですが、必要なものもあります。熱心に先進的な農業をしようとする程除草剤などの農薬は必要なところもあると言うことも理解して欲しいと思います。

やったぜコスモバルク

 今日のニュースを見ていたら、北海道競馬所属の、「コスモバルク」がシンガポールでのG1レースで優勝したとのこと。今年も早くから日本でのG1レース挑戦を目指して、調教を進め、3月G2レースに挑戦したが、2着以内に入れず、その後名前を聞かなくなっていたので、先日藤沢議員にその行方を聴いたところ、シンガポールのレースに挑戦するとのことでしたが、正直いって余り期待はしていませんでした。予想は見事に外れ、地方競馬の馬では初めて海外でのG1レース優勝の快挙を成し遂げました。北海道競馬にもこのような馬がいるということで、今後他の馬にも注目度が高まり、その魅力を増して売り上げ増に繋がればと、願う気持ちです。500円から遊べます。馬体の美しさに添えて、500円でも応援しているとの気持ちが乗ると、競馬はおもしろくなります。一度経験しては?

標津消防団

 標津消防団、18年度総合訓練大会があり、挨拶と見学をさせて頂きました。あいにくの雨と、寒さの中でしたが、通常点検と観閲を省略した他は、消防署員による展示を含め、4つの分団の小型ポンプ操法が披露され、それぞれ生業を持ちながら訓練を積んできた成果を遺憾なく発揮し、住民の期待に応える消防団の心意気を見せてくれました。こうしたポンプ操法の訓練を積むと、突然の招集による実火災の現場でも、落ち着いて、自分の役割を判断し体が一人で動いてくれるものです。標津町では火災だけでなく、津波のような海からの災害も予想されます。今後とも訓練に励んで、住民の信頼に応えて欲しいと思いますし、住民の皆さんもボランテアとして頑張っている団員の皆さんを支えて欲しいと思います。


整列した標津消防団

ゆめを形に

 何かのコマーシャルのようですが、昨夜様々な夢を持っている人達と、一緒に会食をする機会がありました。彼らは、なかなか浮揚感のでない景気を嘆くことなしに、漁業や、観光や、新産業創出などに多くの夢を持って、それを実現しようと行動しています。漁業と農業の連携にもこれまでの団体間で実現できていないことをしたいと考えていたり、素材産業になっている管内の農漁業生産を製品産業にしたいと考えたりしています。これまでもこうしたゆめを語る人や、グループはありましたし、その中のいくつかは実現してきましたが、なかなかそれを実現に持っていく熱意と、行動力と、仲間を持っている人は少ないのですが、この4町には、今中堅を担う若い人達が多く、この人達が力を合わせれば必ず新しい地域作りが出来ると信じています。夢を形に出来るかは、私も含めて今後の努力次第と言えます。

別海町総合共進会

朝は、寒い雨が降り開催が危ぶまれた共進会でしたが、関係者の熱意が通じて雨も上がり、昼近くには暖かくもなって、町内5農協から120頭の乳牛が集まった共進会が盛大に開始されました。酪農は生産と消費のバランスが崩れ、10年ぶりの生産調整を余儀なくされており、それも人口減少、少子化など社会構造的要因も含んでいるため、以前とは違った状況にあります。こんな時ですから、酪農家は経営コストの総点検をし、より効率的な、足腰の強い経営を目指そうとしています。その基礎となるのが乳牛で、このような機会に今後残すべき牛のイメージをしっかり焼き付けておくのも大事なことでしょう。別海高校酪農科の生徒も全員参加し、ジャッジングをしながら勉強をしていましたし、周辺の町からも熱心な酪農家が集まっていました。
   

審査に当たる福島さんと観客         最終審査

地域主権型社会

 道州制等特別委員会が開かれ、その中で、今年3月にまとめられた「地域主権型社会のモデル構想」(案)が説明されました。今後、道州制、支庁再編、基礎自治体(市町村)再編などを通じて、より住民に近いところで行政の多くの部分が行われるようにしていこうとするものです。この中では、○市町村・道・国の役割、○市町村・道の権限、○市町村・道の財政制度、○市町村・道の組織、○地域コミュニティや自治組織などの考え方を示して、今後の議論のたたき台にしていこうとしています。道州制は、今まさに国会で法案作成作業のまっただ中であり、市町村再編も、各市町村の意見聞き取りの後、6月上旬にも開かれる合併推進審議会にその合併構想の原案を示す予定となっており、支庁再編についてもすでに示されている構想案について平成20年からの実施に向けて議論の最中であることなど、今後様々な場面での議論が沸騰することになります。住民の意思を汲みつつも、今後を見通した、間違いのない判断をしていかなければならないと思っています。
  

(道庁前の木蓮と桜が満開となりました)

政策研究会

 今日明日と、一斉委員会が開かれ、今日は常任委員会がありました。私の所属する水産林務委員会は、先日までにあった行事の報告と、全国、全道植樹祭参加の件、ロシア200海里水域内の鮭・ます流し網漁業交渉の経過報告などがありました。これらの委員会終了後、3時から、政策審議会で、政策研究会が開かれ、医療制度改革についてと、団塊の世代を対象とした移住対策の促進について、勉強会をしました。特に、医療制度改革は、増え続ける医療費を抑えるために、特に社会的入院の多い「療養病床」の再編成を行い、医療の必要性が必ずしも高くない患者を、老健施設や、居住系サービスの利用に移して、介護保険で看ることにしようというのが、大きな変更で、この他、70歳以上で現役並みの所得の高齢者の負担を3割に引き上げることや、いわゆるホテルコスト(食費や、居住費)高額療養費の負担限度の報酬総額に見合った水準への引き上げなど、何れも低所得者への配慮をしながら見直していこうというものです。核家族化、少子高齢化、夫婦共働きなどの進んできている現状の中で、こうした医療改革や、在宅介護をどう進めるか、多くの問題点が出てきて、しばし議論となりました。今後の一層の研究が必要です。

波紋

 議員になって3年過ぎ、道議会議員の存在について考えさせられる場面に出会うことも多くなりました。自分にとっては、決して道議というのは、特別な存在ではなく、あくまでも皆さんの、行政に対する様々な願いを、大所高所から判断しながら道政というところで実現していくものだと思ってこれまでやってきました。常に皆さんと同じ目線で、現場主義をモットーとしてきたつもりですが、それが時には行政を飛び越えている印象を持たれたり、誤解を受けて、その説明に多くの時間を必要としたりすることにもなります。要するに、配慮や、気配りが足りないことから来るもので、私の軽率さが原因のことも多いとは思います。一つの発言や、行動が、人に当たって跳ね返る時、思わぬ波紋となって広がることに、戸惑いも感じます。反発や、戦う気持ちは、時に大きなエネルギーとなりますが、譲り合って一つにまとまろうとする力の方がずっと大きな力になると思っていますので、八方美人と言われながらでも、そうする努力を続けていきたいと思いますので、暖かいご理解を御願いします。

知床横断道路開通

 5月2日開通予定だった知床横断道路は、直前の吹雪のため延期となり、道路関係者の努力もあって、今日ようやく開通できました。知床は、春とはいえ、まだいつもの年に比べて雪も多く、また寒い日が多いため、また何時通行止めになるか解りませんが、この開通は、羅臼町や、その周辺地域にとっては今年の観光シーズンの幕開けを告げるものとして大きな意味を持っています。開通期間の延長を求められていますが、雪崩などからの安全確保や、世界遺産と言う特別保護地域の道路ということで、融雪剤も使えず難しいものがあります。横断道路の通れない時期の観光のあり方についても、研究しなければならないと思います。
     
(まだ雪に埋もれているスノーシェルター)          (冬景色の春の羅臼岳)

高波被害の懇談会

 昨年暮れと、今年初め相次いで高波被害にあった羅臼町の一地区で、被害に関する懇談会を開いてくれ、その様子などを聴いてきました。今回の被害は特に根室北部に集中しており、標津町北部から、羅臼町の海岸が特に大きな被害を受けています。一月時点で、町、漁協・土木現業所などが被害調査をして、110件余りの被害が掌握されていましたが、雪が解けなければ解らないところも多く、最近になって人の住まない半島奥部の番屋や、各所の海岸などで、被害の広がりが判明してきたものです。10年ぶりの大被害で、ようやく事業も順調になってきたところをやられた人や、昆布の乾燥小屋と乾燥機など、多大な被害のため今年の漁を休まざるを得ない人など、普段災害保険に入れない小規模の弱い方も多く、今後の安全対策や、復旧対策に、羅臼町と協議しながら、道や国に対応を求めていかなければならないと思っています。
    

住宅ぎりぎりまで浸食              破壊された乾燥小屋