人の手間と感謝

何事にも手間はかかるものです。一昨日自宅へ帰った時、女房のところへ女性部から折り紙が届いていました。入院中の組合長に、女性部から、千羽鶴を贈るために、一人10羽づつ折って欲しいというものでした。私も、よく暇な時、色々なもので鶴を折ったりしますので、1羽折ってみましたが、きちっと折るのには、意外に手間がかかります。私の選挙の時、千羽鶴を折って届けてくれた家族がいましたが、どれほどの手間だったか、どれ程の思いだったかが、実感できました。改めて感謝の念が沸いてきます。道庁の庭では、花フェスタのモニュメントが出来ています。プロの手によるものでしょうが、このようにきれいに作り、維持するのも大変な手間暇がかかっているだろうなと言うことが、私の妻の花壇作りを見ていて思います。水を飲む時は、その井戸を掘った人の苦労を思えと言いますが、日頃忘れがちな、感謝の気持ちを改めて思いました。

今日の出来事

 一週間ぶりに一泊した自宅でしたが、朝根室へ向けて出発。12時からの、日本青年会議所「北方領土返還要求現地視察大会」に出席。開会セレモニーの後、パネルデスカッションが開かれ、町村前外務大臣・鳩山民主党幹事長・児玉泰子北方領土返還運動連絡会事務局長・藤原根室市長の4氏が、それぞれの立場から所見を述べていました。それぞれが、日ロ関係や返還運動に深く関わっていますが、全体として、感じるのは、日本外交に戦略がないこと、国民の領土に対する執念が希薄で、それを外国に見透かされていること、返還手順に関する意思統一がなされていず、そこを突かれていること、運動関係者、特に全体を束ねる北方領土返還運動連絡協議会が、その機能を果たしていないことなどでした。せめて、ロシアが領土に関して自己主張をした時には、すかさず反論して欲しいものと思います。
 途中でしたが退席し、日本最東端の根室駅から、明日の日程のため6時間半の列車の旅をして、札幌に出ました。

個性

 昨日は、同僚の山本議員が室蘭で、今日は、一風会会長の内海議員が当別町で夏のパーティーを開き、私も出席して、御祝いを述べました。他の出席議員から、一期生19人は、それぞれよく言えば個性的、普通に言えば我が儘な議員が多く、それをまとめられているのは、会長の人柄と、統率力との話がありました。選挙で選ばれてくるのは、何らかの特色を持った人ばかりなので、当然ですが、そんな話を聞いていて、以前にもそんなことがあったと思い出していました。個性とは、と言う定義は何かと言うことも含めて、考えます。人と違うと言うことが個性でしょうが、例えば、だらしない(と見える)ファッションに身を包んだ若い人が、精神的に本当に個性的なのか疑問に思います。単なる流行に包まれることが、個性ではないと思います。もっと中身を磨けよと、言いたくなります。議員でも、大声で自己主張をする人、他人と違った意見を言いたがる人、じっと考える人、おとなしい人など、様々で、長い人生の中でにじみ出てくるのが、本当の個性のように思います。制服をなくした高校生が、個性的なのではなく、同じ制服に包まれた中にこそ本当の個性があると思うのは、私だけでしょうか。

議会終了

 第二回定例会が終了しました。重要課題が多かった割には議論が不活発だったようには思います。道州制に関しては、春から議論の末、北海道の意向をほぼ取り入れた法案が出来、それが国会で継続審議となっていることで、議論にはならないこと、組み合わせ案の出された市町村合併は、ともかくその組み合わせの中で協議され、その後自主的な動きの中で新しい方向を打差撒ければならないため議論しても前進しないことなどで、不活発だったと思います。支庁制度改革は、6つの地域生活経済圏と、支庁統合の議論が、かみ合わず、硬直状態になっています。夕張の赤字再建団体転落や、旧産炭地振興基金のヤミ借り入れなどの問題は、本来責める側の野党が、自治体の行財政改革を後らせた要因となる職員の権利保護などを主張してきた経過から、責めきれないという事情もあり、与党自民党としても、道の監視責任を追及することがなかなか出来ないという事情もあります。それ以上に歯がゆいのは、与野党が直接議論する場がないと言うことです。国会のように議院内閣制ではなく、理事者側のチェック機関としての役割しかないので、意見の違いは議論の表に出てきません。

指導農業士会




 今日は、明日の議会最終日に向けて、各委員会に付託されていた議案を委員会審議するため、常任委員会と特別委員会がそれぞれ開かれました。水産林務委員会では、終了後、漁業団体連絡会が陳情に訪れ、燃油高騰に対する免税措置や、トド対策、安全安心に対応できる各種整備などが要請されました。昼には北朝鮮のミサイル発射について、拉致議員連盟の役員会合が開かれ、今後の推移を見ながら様々な対抗措置を訴えることになりました。その後、北海道指導農業士会と知事の懇談に同席、これは、私の仲立ちで実現したとのことで、ご褒美同席でした。この中では、地域の特色ある農業の展開や、担い手育成、今後の農業のあり方などが、メンバーの経験に基づいて色々な話が出ました。その後議会に帰って、知事と選挙用の写真取りをし、夜には北海道商工会連合会との懇談会などに出席と、議会の会期が大詰めにきて、忙しい1日でした。

ミサイル

 朝、テレビのスイッチを入れると、突然北朝鮮のミサイル発射のニュースが出てきました。それも、どんどん発射回数が増えて、6回の発射と言うことで、驚きと、その意図に疑問を感じました。単なる発射実験と言うには、タイミングが悪いし、このような兵器による脅しが通用する時代でもないと思うのですが、一体あの国は何を考えているのでしょう。
 予算委員会は本委員会が開かれ、昨日までに、知事総括に残されていた件をそれぞれの会派で整理して知事に質問しました。夕張の件は、北海道の責任を追及する会派もありましたが、夕張市のこれまでの経過や、現在の認識などを見ると、まず夕張市がどういう再建計画を作るかを見ながら、国や北海道の支援策を立てるという答弁でした。民主党からは、北方領土や、知床についての質問もありました。何とか、知床と、その向かい側の国後島が、観光面でつなげられればよいのですが。


赤レンガ前の、日中韓友好植樹       花フェスに参加している花壇

インデペンデンスディとキティホーク

 予算委員会の分科会が終わり、それぞれ知事総括に回す件も整理できてきました。今回の中心は、夕張の再建団体転落に端を発する、市町村財政問題、更に、産炭地振興基金のヤミ貸し付けなど、旧産炭地市町村の財政の悪化具合にも注目が集まって、各会派の総括持ち込みも予定されています。今回初めて分科委員長を務め、何とか無事終了できたのも、仲間や、先輩議員の暖かい配慮の結果と感謝しています。終了後、防衛議連のメンバーで、バスに乗って小樽港に入港している「アメリカ軍の通常型航空母艦キティホーク」での、独立記念日を祝う式典に参加しに行きました。初めて見る空母でしたが、さすがに巨大なもので、前線配備されながら、こうして各国の港に入港し、親善をして歩いているのが、乗員の態度にも表れていました。国と国民を守ると言うことはどういう事か、実践に参加してきた空母を見て考えました。


キティホーク

予算特別委員会

予算特別委員会(予特)2日目は、経済部所管の質疑をしました。各会派の6人が質問に立ちましたが、そのうち3人が産炭地対策関連の質問、2人が中心市街地活性化、雇用問題の質問が3人と、今差し迫って問題になっている質問が集中する形となりました。夕張の件は、時代に翻弄されたとはいえ、流れに逆らって拡大志向をした結果、身の丈に応じた行政をしていくという原則を踏み外した結果との見方が出てきました。簡単に解雇は出来ないのが、市役所の職員ですが、1万2千人の市に、通常の町の2倍の、400人いたことに、象徴されると思います。市町村の再編(合併)が必要と言われるのも、こうした住民一人あたりの公務員数を、適正にする手段の一つだからでもあるのです。何か、牛舎の周辺が整理できていない酪農家は、経営が悪いというのに似ていますね。


分科会委員長を務めました       石塚氏の質問

タフネス

 昨日は、朝の便で帰ってから、葬儀に出、その後昨日の日誌で書いたように、空港での出迎えから、要望会まで、83会や、幹事長と行動し、中標津に帰って幼なじみの結婚祝賀会に出席、万歳三唱で、新郎の名前を一字間違えるという失敗をし、自宅に帰還。今朝は、8時に自宅を出て、9時半からの、別海町での幹事長への要望会を皮切りに、標津町、中標津町とそれぞれ自民党主催で要望会を開いて、それに参加、2時過ぎに幹事長を中標津空港で送り出しましたが、その間感心したのは、幹事長のタフさです。よく話し、動き、殆ど一時も休まないのに、疲れた様子がありません。私もタフな方ですが、とてもかないません。私はと言えば、送り出した後、30日に牧草収穫作業の最中、機械に挟まれて亡くなった友人のところへお悔やみを言いに行き、余りにも突然なことと、残された家族の心情を思って、絶句して帰ってきました。自宅へ帰って、ばたばたと荷物を鞄に詰め込んで飛行機で札幌に、と私も忙しい1日で、機内では、ぐっすりと寝てしまったようです。久し振りの女房とは、言葉をいくつ交わしたでしょうか。夫婦関係の危機になるのでは?と心配です。

83会

 昨年の衆議院議員選挙で、大勝利した際、当選した自民党一期生のグループが、83人いたことで、こう名付けています。別名「小泉チルドレン」と言いますが、こう呼ばれるより先に、道議会でも、一期生のことを「高橋チルドレン」と呼んだ人もいるとか。それはともかく、この83会の有志の方々が、北方領土研修をしようと、今日の東京からの便で、中標津経由で根室に到着しました。メンバーは、12人でした。本当は、もっと多くのメンバーを期待していましたが、例え何人でもこうして、日本にとって未解決の領土問題について学ぼうという気持ちが嬉しいものです。今日は晴天でしたが、気温が少し上がったので、国後島は、霞んで泊山と、羅臼山(メンデレエフ山)がようやく見える程度でした。この方達も、全国に帰って、不当占拠された北方領土のことを伝えて欲しいものと思います。この方達と一緒に、武部幹事長も来根され、自民党国会議員のいなくなった根室管内の要望を、各市町村を回って聞いてくれると言うことで、今日は、夕方根室市の要望会でした。