水産林務道内調査

昨日、長引いた道州制委員会が終わってすぐ、丘珠から釧路に移動し、水産林務委員会の道内調査に入りました。釧路では、千代の裏漁港の地震災害からの復旧状況。今日の朝からは、釧路漁協の総合流通センター、阿寒の鹿の養鹿、解体処理施設。イトウ養魚場、地場産カラ松材で建設中の足寄町役場、(暖房も木質ペレットボイラー)その木質ペレット生産工場などを視察し、釧路、帯広で、その支庁管内の林業・林産業・漁業などの関係者から、要望を聞く会も持ちました。様々な知見と問題意識を持てた一日半でした。
   

千代の裏漁港                 養鹿場の鹿
   

まじめに処理場の説明を聞く         だちょうも?
   

全員で                    足寄町役場

道州制等調査特別委員会

一斉委員会の二日目、道州制等調査特別委員会は、道州制特区法(道州制特別地域における広域行政の推進に関する法律)についてそのあらましの説明があり、北海道の意向を取り入れた基本的考え方に沿った法律となり、今後第2、第3の提案について国と対象地域(今の段階では北海道)が協議していけることになったとの報告がされました。これに対して。民主・共産から質問があり、当初付いていた「北海道」が取られ、「三県以上の県が広域行政を行う時」との文言を入れたのは、憲法95条の適用を免れるための姑息な手段だと追求していました。本来の道州制を求めながらこういう言い方をしなければならない政党は気の毒だと思いながら聴いていました。この後、合併推進協議会に提出した新法下の合併組み合わせについての説明があり、質疑に入りました。ここでも自民・公明と、民主・共産の立場は全く異なり、自民は今後の市町村が置かれる財政状況を、しっかり伝えて自治体の強化を訴えるべきで、そのためにも今後のスケジュールや、進め方をはっきりすべきと提言したのに対し、民主ははじめから飛び地合併を入れた組み合わせを示したり、一度合併を見送ったものと同じ組み合わせを示すのは、自主性を踏みにじるものとしたり、共産に至っては、合併をはじめから否定するかのような発言を繰り返していました。地域のつながりを元に、合併議論のたたき台として示した案ですので、自治体同士、新しい時代に耐えうる市町村の再編はどうあるべきかを、冷静に考えて欲しいものと思います。3時間半に渡る長い議論でした。

一斉委員会

 毎月第一火曜日と、水曜日には、常任委員会と特別委員会が開かれます。(一斉委員会と呼ばれます)今日は各常任委員会が開かれ、私の所属する水産林務委員会もありましたが、この中では、全国植樹祭への参加報告と、北海道植樹祭への参加報告があり、その他の中で小池委員から、貝殻島昆布漁のロシア交渉が、全く進展していないことへの質疑がありました。すでに出漁期を迎えていながら、正式交渉に入らないロシアに対して、北海道からも強力に働きかけをせよとの趣旨でしたが、ことは国際交渉なだけに、答弁も歯がゆいものでした。この後、議会改革について、全国で検討してきたことと、地方制度調査会がその内容について制度変更の答申をしたことについて説明会がありました。この内容についてはまたの機会に報告します。その後、自民党政策審議会で、次の定例会の代表質問についてその内容を協議しました。忙しい1日でした。
   

議会改革についての説明会         政審協議の様子

DMV

議員グループの研修例会があって、JR北海道の苗穂工場に行きました。ここでは、国鉄時代から、修理・補修だけでなく、様々な新しい発明や、改良が生み出されてきましたが、今回「デュアル・モードビーグル」という道路とレールを自由に行き来出来る世界初の新技術が生み出されました。略してDMVと言いますが、線路でしか走れないことで、乗り込む場所から、目的地まで駅を利用しなければならなかった不便を、鉄道と道路を共に走れる車両の開発で解消しようと考え出されたものです。写真で見て解るかと思いますが、マイクロバスを改良したもので、線路走行時は鉄輪を油圧で下に下げ、レール上をガイドしながら、後輪のゴムタイヤで駆動してはしっています。時速70キロぐらいで走れますが、まさにレール上を走るレールバスそのものでした。実用化には、まだ技術上や、制度上の問題解決が多くあるそうですが、運行回数が少なく、例えば高校のような、駅から離れた多くの人が利用する施設があるローカル線などや、観光地などで利用が図られればと思いました。

風蓮湖水系を守る植樹

 今日は、好天に恵まれ、中標津では、空港付近のコスモスの種まきが行われ、別海町では、風蓮湖水系を守る植樹祭が、同じく別海町の中西別では公民館でさつき祭りが開かれました。養老牛温泉に近い標津岳では山開きと、各地で行事が目白押しでした。一方滝川市では、来年の全国植樹祭の予行演習を兼ねた、北海道植樹祭が開かれました。水産林務委員会メンバーも参加したのですが、私は風蓮湖水系を守る植樹祭に出ることにしました。10時に地元の会館に集合した後、町のバスで風連川に近い堤防敷の牧草地に行き、別海高校生も含めた約200人で、1800本の楢とニレの木を植えました。単に木を植えるだけでなく、こうした催しに参加することで環境に対する意識を高めることにも意義があると思いました。その後さつき祭りに立ち寄りましたが、盆栽仕立てにしたさつきの花の見事さに、心の洗濯をさせて貰いました。写真を撮ったつもりでしたが、メモリーカードが入っていなかったことに気付かず、カラ-シャッターでした。


植樹に集まった人達

根室地域活性化協議会

 午後から根室管内の活性化に関する集中会議が開かれました。最初は根室地域活性化構想推進協議会で、管内の産業、行政、商工、観光、交通などの各団体の代表者が一堂に会し、パートナーシッププロジェクトの中から、昨年度の重点事業の推進結果と、今年度の重点事業について確認しました。その中では、根室観光連盟の「バードウオッチャーの誘致促進」、観光客用ゴミ袋を作成販売する羅臼町の取組に対する助成、移住定住促進事業などを実施したことが報告され、今年度もこれらの事業を内容を充実しながら引き続き実施することを決めました。この後根室地方総合開発期成会、地域高規格道路整備促進期成会の総会が相次いで開かれ、沢山ある地域整備の課題について、今後道や、国にその整備促進を要請していくことが確認されました。来賓には国会議員が、そして顧問には私たち道議会議員と、釧路開発建設部、釧路土木現業所、日本政策投資銀行などが当たっていますが、国も道も財政難の中で、今後どのような戦略で実現を早めるかが、大きな課題となりそうです。

地区畜牛品評会

 私の住む、武佐地区で、第36回畜牛品評会が開かれ、1日久し振りに皆さんとゆっくり話しながら過ごしました。品評会とは古い言い方ですが、かつて秋に獲れた農産物や、羊、牛、馬などを一堂に集めてその技術を競い合って、経営向上を目指した名残が、この「品評会」に残っているものです。今では、このような催しを開く地域は少なくなり、中標津農協管内でも4カ所になっていますが、武佐地区も、若牛のみとしたり、小さい育成牛は、手間のかかる毛刈り(ショウに出す牛は、毛刈りをして全体を見やすく整えます)をしないようにしたりして、忙しい若い人に参加を促す工夫をして続けてきました。今日は、20頭ほどの牛が集まり、ジェネテクス北海道の氏平氏の審査でそれぞれの序列を付けながら育成の状況などを比較して、勉強をしました。また、武佐小中学校の生徒達も土曜で休みの中集まり、牛の見方の勉強をした後、一緒にジンギスカンを食べ、ゲームに参加して、賑やかに1日を過ごしました。

農協総会開始

今日から6月、衣替えで、国会はクールビズが始まりましたが、当地は今日は非常に寒くて強い北風が吹き荒れていました。3月決算の農協は、今日からそれぞれの総会が始まりました。決算のまとまるのが4月15日頃、それから監査を受け、承認後45日間閲覧期間をおいた後総会を開くとの規定が出来てから、この時期に開かれるようになりました。今日は午前10時から計根別農協の総会が開かれました。160人の組合員のうち、130人が出席するという非常に高い出席率で、組合員の農協運営に対する関心と、結束の良さが伺えます。組合長からは、今年の牛乳の生産予定や、コストダウンに向けた対策なども含めて執行方針が話されました。乳質改善などの表彰もありましたが、この農協全体では、17年度の合乳体細胞数基準値を、99.9%がクリアーするという優秀な成績で、このような牛乳が、早く消費者に評価され、需給の均衡が取れるようになればと願っています。
   

表看板             総会での挨拶

僻地医療

 今日の北海道新聞の根室版や、釧路新聞などに、管内の医療に関する記事が3つ載っていました。一つは根室市立病院の4月の入院患者が18%減ったことと、新病院建設への計画見直しの方向性を明示できなかったこと。次は、中標津病院が昨年度4億3千万円の赤字決算を出したというニュース。医師不足から、常勤医が5科で確保できず、特に整形外科で常勤医が確保できなくて、入院を受け入れられなかったことが大きいと報じられています。今ひとつは管内4町でこれまでの地域医療検討会の報告に基づいて、それを更に実現に向けていくための、「地域医療体制推進協議会」を立ち上げようと4町の助役や幹部職員が集まって会合を開いたが、議題となる具体的な内容が各町長に説明されていないということで、要項案了承を見送ったという記事でした。何れも、僻地(?)医療が、医師不足と、それを補うための高額な人件費、医師がいないことで、病院の信頼性が揺らぎ、患者減を招くという悪循環であえいでいることを示しているものです。あの室蘭の日鋼記念病院でさえ、産科の医師がいなくなる危機にさらされているという記事も昨日報じられていました。北海道の医療の置かれている現状です。

北方領土復帰期成同盟

 午後から、札幌で北方領土復帰期成同盟の総会があり、出席しました。全道の代議員総会なのでそれほど人数は多くはありませんが、全道で元島民と共に返還運動の先頭に立っている方達が集まりました。北方領土は昨年、日ロ通好条約によって択捉島と得撫(ウルップ)島の間に国境を定めてから150年を迎え、秋にはロシアのプーチン大統領が来日し、何らかの進展があるのではと期待した国民の願いは見事に裏切られる結果となりました。戦争の結果得た領土は返さないという態度ですが、今回の大戦では、どの国も新たに領土を得た国はありませんし、戦争によって獲得した領土は、相手国の恨みの対象となり、再び戦争の原因になると言う過去の歴史の過ちを繰り返さないために、新たな領土は求めないと言うのが、戦後処理の原則だったはずなのですが。今年は、日ロ共同宣言で国交を回復してから50周年にあたり、今年こそ何らかの解決をと言うのが今日集まった方々を代表とする運動関係者のみならず、全ての国民は願っています。