北方

 矢張りというか、今度もと言うか、ロシアのサンクトペテルブルクでのG8首脳会議の中でのプーチン大統領との会談では、北方領土についての明快な発言はありませんでした。歴史上、国際法上には、4島については、日本に正義があるというのに・・・。戦争の結果、領土を奪うことは、また新たな戦争を生むという歴史の反省から、第二次大戦に於いては、固有の領土は奪わないという了解の下の終戦処理だったはずではないのでしょうか。おまけに、大陸や、北方領土にいた日本軍を、大量に捕虜にして、シベリアの極寒の中で、強制労働をさせ、無念の死にいたらしめた国際法違反も、唯一ロシアだけなのに、何故、4島を返せと言えないのでしょうか。今、これを書いている最中に、小泉総理のサミット後の記者会見が入っていて、「北方領土について、今後進展があるのか。また、北朝鮮のミサイル発射に関して、日本国内で、攻撃的兵器を所有すべきとの議論が出ているが、どうなのか?」とのロシア人記者の質問に、北朝鮮関連の答えしかしないのは、意図的なものなのか?小泉総理の、領土に対する感覚は、この程度のものなのでしょうか。

野外パーティー

 心配していた天気が、予想を外れて(?)好天となり、釧路での小畑道議の野外パーティーは盛大に開かれました。およそ4000人ほどが集まり、グループ毎に鍋を囲んで和気あいあいとやっていました。東京からは、「がじろう」さんご夫妻も駆けつけ、二人で歌も披露しました。小畑氏の人脈の広さを物語るものです。全道から10人の道議仲間も集まり、かつてこれ程の仲間が、釧路に集まったこともないと、支持者から感心されていました。私の野外交流パーティーも、9月3日に予定していますが、一番の心配は天気で、雨でも降られたらと思うと、誰かとっておきの天気男がいないかと探したくなります。どうか好天に恵まれて、多くの家族連れが集まってくれますように!

移動政調会

自民党道連は、各地で、様々な団体から課題を聞く機会を持っていますが、今日は釧路・根室管内で第7選挙区支部の主催で自治体や開発期成会、農業・漁業団体、商業、建設業などの経済団体などから、地域の懸案事項の聴取をしました。道連からは、伊達参議院議員(道連副会長)石井政調会長が出席して、午前釧路・午後根室で行いました。両会場とも、行政の方からは、引き続き社会資本、中でも高速道路網の整備が要請されました。広く、拠点間の距離の遠い道東には、特に高速移動手段が必要ということです。現状は、移動人口の多いところほど、高速移動手段が整備され、それが益々人口の集中を招いているという現実です。物流をスムーズにし、観光の振興を図り格差を解消するために、今日の調査で預けられたことを整理し、実現をして行きたいと思います。

改革と地域主権型社会

 三位一体改革、地域主権、道州制、支庁制度改革、市町村再編、どれもこれまでの社会を構成していたものが、様々な社会、経済情勢の変化から、改革をしなければならない時代を迎えています。戦後アメリカの世界戦略の中で、自衛以上の軍備を持たず、自由主義、競争社会を取り入れその恩恵を最も受けて、世界の舞台に復帰した戦後日本が、その集大成として小泉内閣を誕生させ、その手によってこれまでの体制を変革させることになりました。ちょうど、私たち戦後生まれが学生になり、それまでの慣習を全て古いものとして壊して、社会主義、平等主義を目指して、新しい時代を創ろうとしながら、新しい秩序を作れなかったのに似ているように思います。違いはと言えば、社会に対して無責任な学生の理想主義か、国民に対して、将来に対して責任を持つ政府によるものかです。あの頃と同じなのは、時代の大きな曲がり角にさしかかっていることです。その原因は、高度経済成長を支えようと収入以上の借金を重ねながら国土に投資してきたことにより、負債が、遂に返済不能な額まで膨らんでしまったことです。そのことが良かったのか、悪かったことかは、もっと後にならなければ解らないでしょうが、様々な反省が出てきます。このことを素直に受け止めながら、新しい秩序を作ろうというのが、最初に述べた諸改革です。突き詰めるなら、自己責任の部分を更に多くして、出来るだけ自分に近いところで、ムダの少ない決定をしようというのが地域主権だということを理解して欲しいと思います。

全国植樹祭会場

 昨日に引き続き、水産林務委員会で、来年北海道(苫小牧東部工業基地内)を会場に開かれる、第58回全国植樹祭の会場の準備状況を見に行きました。北海道では2度目の開催ですが、これまでの他府県とは違って、財政逼迫の中、徹底して経費削減を図り、(今年の岐阜県の半分の予算)しかも品位のある祭典にしなければならないと、準備担当部署では、大変な苦労をしています。しかも全国と言いながら、国からの援助は、開発局が植樹予定地の整備をするのと、警備に係わるもののほかにはない中で、水産林務予算の中から捻出するといった徹底ぶりです。この中では、天皇陛下のお立ちになる「お野立て所」は、工業高校生の中から公募したデザインのものを、39年前の植樹祭の時に植えられたアカエゾマツの集成材で建てるというドラマも用意されています。天皇陛下がお出でになると言うことで、大変の上にもう一つ大変な気の使いようですが、それ以上に現地への交通の流れをどうするかが、最も大きな課題かと思いました。何しろ2時間ほどの間に、バス300台で、1万2千人を運ばなければならないのですから。

栽培水産試験場

 今日、かねてから新築工事中だった、「北海道栽培水産試験場」が完成し、開所式が開かれました。この栽培水産試験場は、これまであった、室蘭支場と、栽培漁業研究センター(渡島管内鹿部町)を統合し、試験研究機能を増強したものです。ここでは、マツカワ、きちじ(キンキ)、ニシン、キツネメバルなどの魚や、なまこ、けがに、ホタテ、アサリ,
ホッキなどの甲殻類、貝類などの採卵養殖放流技術などの研究をし、北海道の水産生産の向上を目指しています。今日は、関係者およそ200人が集まり、テープカット、式典の後、近くの小学生と共に、マツカワの稚魚を放流し、施設見学をしました。その後、北海道で初めての、北海道登別明日(アケビ)中等教育学校の新築現場を視察しました。これは6年制の中高一貫校で、全国で9番目とか。全国から生徒を集めての一貫教育校で、道産から松の集成材を使って建てられています。何れも、今後の北海道の資源作りや、人材育成を目指したもので、その成果が期待されます。





人の手間と感謝

何事にも手間はかかるものです。一昨日自宅へ帰った時、女房のところへ女性部から折り紙が届いていました。入院中の組合長に、女性部から、千羽鶴を贈るために、一人10羽づつ折って欲しいというものでした。私も、よく暇な時、色々なもので鶴を折ったりしますので、1羽折ってみましたが、きちっと折るのには、意外に手間がかかります。私の選挙の時、千羽鶴を折って届けてくれた家族がいましたが、どれほどの手間だったか、どれ程の思いだったかが、実感できました。改めて感謝の念が沸いてきます。道庁の庭では、花フェスタのモニュメントが出来ています。プロの手によるものでしょうが、このようにきれいに作り、維持するのも大変な手間暇がかかっているだろうなと言うことが、私の妻の花壇作りを見ていて思います。水を飲む時は、その井戸を掘った人の苦労を思えと言いますが、日頃忘れがちな、感謝の気持ちを改めて思いました。

今日の出来事

 一週間ぶりに一泊した自宅でしたが、朝根室へ向けて出発。12時からの、日本青年会議所「北方領土返還要求現地視察大会」に出席。開会セレモニーの後、パネルデスカッションが開かれ、町村前外務大臣・鳩山民主党幹事長・児玉泰子北方領土返還運動連絡会事務局長・藤原根室市長の4氏が、それぞれの立場から所見を述べていました。それぞれが、日ロ関係や返還運動に深く関わっていますが、全体として、感じるのは、日本外交に戦略がないこと、国民の領土に対する執念が希薄で、それを外国に見透かされていること、返還手順に関する意思統一がなされていず、そこを突かれていること、運動関係者、特に全体を束ねる北方領土返還運動連絡協議会が、その機能を果たしていないことなどでした。せめて、ロシアが領土に関して自己主張をした時には、すかさず反論して欲しいものと思います。
 途中でしたが退席し、日本最東端の根室駅から、明日の日程のため6時間半の列車の旅をして、札幌に出ました。

個性

 昨日は、同僚の山本議員が室蘭で、今日は、一風会会長の内海議員が当別町で夏のパーティーを開き、私も出席して、御祝いを述べました。他の出席議員から、一期生19人は、それぞれよく言えば個性的、普通に言えば我が儘な議員が多く、それをまとめられているのは、会長の人柄と、統率力との話がありました。選挙で選ばれてくるのは、何らかの特色を持った人ばかりなので、当然ですが、そんな話を聞いていて、以前にもそんなことがあったと思い出していました。個性とは、と言う定義は何かと言うことも含めて、考えます。人と違うと言うことが個性でしょうが、例えば、だらしない(と見える)ファッションに身を包んだ若い人が、精神的に本当に個性的なのか疑問に思います。単なる流行に包まれることが、個性ではないと思います。もっと中身を磨けよと、言いたくなります。議員でも、大声で自己主張をする人、他人と違った意見を言いたがる人、じっと考える人、おとなしい人など、様々で、長い人生の中でにじみ出てくるのが、本当の個性のように思います。制服をなくした高校生が、個性的なのではなく、同じ制服に包まれた中にこそ本当の個性があると思うのは、私だけでしょうか。

議会終了

 第二回定例会が終了しました。重要課題が多かった割には議論が不活発だったようには思います。道州制に関しては、春から議論の末、北海道の意向をほぼ取り入れた法案が出来、それが国会で継続審議となっていることで、議論にはならないこと、組み合わせ案の出された市町村合併は、ともかくその組み合わせの中で協議され、その後自主的な動きの中で新しい方向を打差撒ければならないため議論しても前進しないことなどで、不活発だったと思います。支庁制度改革は、6つの地域生活経済圏と、支庁統合の議論が、かみ合わず、硬直状態になっています。夕張の赤字再建団体転落や、旧産炭地振興基金のヤミ借り入れなどの問題は、本来責める側の野党が、自治体の行財政改革を後らせた要因となる職員の権利保護などを主張してきた経過から、責めきれないという事情もあり、与党自民党としても、道の監視責任を追及することがなかなか出来ないという事情もあります。それ以上に歯がゆいのは、与野党が直接議論する場がないと言うことです。国会のように議院内閣制ではなく、理事者側のチェック機関としての役割しかないので、意見の違いは議論の表に出てきません。