決算特別委員会

 決算特別委員会各部審査の最終日、第1分科会は、人事委員会や、監査委員会、企画振興部などの審査。私の属している第2分科会は、教育委員会所管の事項について審査しました。教育委員会は、最近になって、いじめ自殺の問題、必修科目履修漏れの件、人事委員会による処分取り消しの件、いじめ現場映像のネット公開の問題など、次々と重要案件が出てきてそれが議論になり、決算の話はどこに行ったのかと思えるような状態でした。
 滝川のいじめ自殺の件では、道がどの時点で実態を掌握していたのか、文書による確認はあるのかなどが追求の焦点になっていました。昨年、自殺した一ヶ月後に、両親が滝川市の関係者の前で読み上げた遺書のメモが、空知教育局に渡されていることまで確認していましたが、道教委には、その報告までとのことで、何故文書で報告していなかったか、そのことによって、いじめに対する対応が遅れたのではないかとの追求がされました。教育長からは、結果として、道教委の認識が甘かったといわざるを得ないとの陳謝がありました。これまでの私のPTAの経験からいえば、このような場合は、学校が、それぞれの教育委員会なり、教育局に報告しながら現場で処理してきました。常に報告と指導助言は求めるものの、現場が、大変な努力をしながら、解決していくものと思います。今回のように、自殺まで至った事例では、そのようなことでは済まないのかも知れませんが、再発防止のためにも、責任論ではない前進的な議論をしなければと思います。

人材育成

 決算特別委員会の、経済部所管会議で質問をしました。内容は、17年度決算の、赤字繰り越しに始まって、17年度の経済状況の分析、創業支援費予算の執行残や、産業支援費の、18年度大幅削減の理由など。低迷を続ける北海道経済の現状分析や、雇用の回復策、道央圏と地方の格差活性化のための企業誘致と、それに答える人材育成策などについて約30分の質問をしました。特に、今後の北海道経済、特に、各分野で着実な成長を果たすためには、人材の育成が重要で、北海道としての人材育成プログラムを作成し、人材を育てて、進出企業や、各地域での企業活動活性化のもととしていかなければなりません。進出しようとしている企業が、進出先で重視するのは、最近では、優秀な人材が確保できるかであり、世界的企業に育った、自動車クラッチ製造の「ダイナックス」では社員の70%が道内大学や、高等専門学校の出身となっていることを見ても、北海道には優秀な人材が育つ環境にあるということを示しているものです。今後も、地方も含めて人材の育成と、確保に力を入れ続けていけば必ず北海道は自立の道を歩めるものと思っています。
 「道内各地で産業活性化に向けた芽が生まれてきており、これを大きく育てていく為にも、比較優位性のある食や観光の一層の振興をはかるほか、経済波及効果の高いもの作り産業の集積促進や、新産業の創出などにより、民間主導の自立型経済を目指し、バランスのとれた力強い産業構造への転換に向けて、しっかりと取り組んでいく」との部長答弁がありましたので、今後とも、しっかりと監視して、地方経済も含めた活性化を実現して行きたいと思います。

祝賀会

 今日は御祝い続きの1日でした。午前中は、中標津町西竹小学校の創立50周年行事に出席。戦後開拓の入植者が増えて、子ども達が多くなった昭和31年、近くの小中学校の分校から独立して今の学校が作られましたが、2年前、生徒の減少した中学校は、専門教科の履修が困難ということで、統廃合となり今では小学校のみとなっています。小さな学校ですが、児童みんなが姉弟のようにすごしますので、いま問題になているようないじめなどなく、時には喧嘩もしながら健やかに育っています。いじめ自殺のニュースを聞く度に、今の子どもは、姉弟げんかや、地域で沢山の子ども同士での遊びの中での喧嘩などをしないのが、争いを可決できないで追い込んだり、追い込まれたりしているのではと思ってしまいます。
 午後からは、知人の子どもの結婚祝賀会に出席。もう4ヶ月になる子どももいるカップルでした。昔気質のおじさんとしては、「マー」と思わないでもないのですが、幸せに暮らしてくれればまあいいかということで、子どものいる家庭の幸せなど、説教じみた御祝いをいいました。
 その後、4時からは中標津商工会青年部の設立40周年記念大会に出席。これまで多くの人材を育て、中標津の商工業の発展を支えてきた先輩諸氏と、80名にもなっている今の部員の活躍を期待する挨拶をしました。これほどの若い人達が集まっている商工会も少ないのではと、この地域の将来が期待されます。その後、強風で心配された飛行機に、30分遅れで乗って札幌に出ました。



商工会青年部と、西竹小学校

危機

 朝の便で帰り、午前中は事務所でたまっていた所用を片付けて午後から何人かを訪問(と言うよりは御邪魔をしたのかな?)酪農のことや、それを取り巻く業界のことなどの話を聞きました。今年の酪農経営は、生産抑制と、資材価格の値上がり、後半に入ってからの、乳牛個体価格の低下などで、近年では最低の状態になっています。このままだと年末の決算期には、7割の酪農家が赤字となるのではと予想されています。この酪農の不調によって、農機具販売業界も、売り上げが半減。飼料や、資材販売も低下と、裾野の広い酪農関連業界もこぞって苦しい状態に陥っています。生産抑制の切り札として、チーズ生産に力を入れるため、根室管内で2工場、十勝管内で1工場が、新増設をすすめていますが、本格操業に入った時、安いチーズ向け乳価が全体のプ−ル乳価をいくら引き下げるか、今から心配されていて手放しでは喜べない状態です。加えて、オーストラリアと交渉が進んでいる「自由貿易協定」によって、輸入乳製品や、牛肉価格が大きく下がると、国内生産はどうなるかその影響の大きさも心配されて先の見通しが立たない状況です。食糧の自給を謳いながら、益々追いつめられていく現場からの声をもっと大きく伝えなければと思った1日でした。

建設業と入札制度

 決算委員会第二日目、第2分科会では、建設部所管と、水産林務部所管に係わることについての質疑がありました。建設部の中では不況のまっただ中にある建設業の振興についての質問の他、天下りと談合疑惑についての質問もありました。いつものように、天下り企業の落札割合や、落札率にふれた質問がありましたが、落札率75%が正しいという論理は、設計価格のあり方に疑問を持たせるものではないかと思うのですが、皆さんはどう思いますか?設計価格は、厳しい取引の行われている資材業界の中で、厳しい価格設定がされていると、業者が話していました。その中で、工事の落札価格が80%を切れるということがあるのでしょうか。大手が落札して、仕事のない下請けに丸投げしてはいないでしょうか。最後に泣くのは、臨時雇いの労働者ということにはなっていないでしょうか。議員らしくない言い方ですが、95%以上の落札率が本当に談合の象徴なのでしょうか。今日はそう思いながら、ある議員の長い質問を聞いていました。

工業用水

 今日から決算特別委員会の委員会審議が始まりました。これまで16日間、決算書や、関連資料を調べ部の担当から詳しい話を聞きながら、決算の内容や、今後のことについて、質問を作成して、委員会での質問にあたりました。私は、企業会計を担当しているので、今日のトップで電気事業局と、工業用水道局について質問をしました。電気事業は、過去の河川総合開発や、産炭地振興などの中で、北海道が発電事業を引き受けた部分を、直営の電気事業として続けているものです。今では発電した電気の全てを北電が買い取っているので、事業そのものは黒字となっています。しかし、平成22年からは、電気事業も自由化となり、このような電気も自由価格となるため、コスト削減の要求に耐えられるか、という非常に心配な事態が懸念されています。
 一方、工業用水事業は、室蘭、苫小牧、石狩の各工業地域に工業用水を供給しているもので、平取・二風谷両ダムからの取水をしない(ダム降りといいます)事を決めた苫東工水は、今後のさらなる負担から逃れて、健全経営をしていくめどが立ちましたが、石狩工水の方は、給水可能量に対して、10分の1にも満たない利用しかない状態で、このままだと、限りなく赤字を重ねていく心配があります。今日は結論には至りませんでしたが、今後議論を重ねて採算のとれる事業になるよう考えていかなければならないと思いました。

温暖化と環境

 今日は、朝7時半から、勉強会をしました。毎月一回開いているものですが、今回は、環境生活部から、北海道の温室効果ガスの実態などについて説明がありました。異常気象による災害が多発していることもあって、タイムリーな話題でした。京都議定書では、日本は基準年度(平成2年度)比ー6%を達成しなければならないことになっていますが、今でも、むしろ増えています。北海道は平成15年度の団塊で、14.2%増となっており、森林吸収量を差し引いても2.9%の増加となっているそうです。今後よほどの対策をしなければ、達成は出来ないとのことで、経済成長という人間の欲によって、限りなく化石燃料消費を増やしている現状から、どうやって世界的な増加の中で北海道も目標を実現していくか、重い課題です。8時過ぎからは、札幌駅前で、自民党道連の街頭広報で、街宣車の上から、政策を訴えました。夜6時まで、日程で一杯の1日でした。
       

蒔絵のような歩道の落ち葉です

また災害

 午前中は、決算委員会などの打ち合わせをし、昼の時間は移住促進議員連盟の総会の後、自民党会派の議員総会。午後からは常任委員会の後、決算委員会の準備のためデスクワークをしているところへ、政策審議会委員だけでもと緊急招集があって、佐呂間での竜巻災害の第一報が伝えられました。このあたりは、先月7〜9日の低気圧災害もあり、うち続く災害で、本当に大変だろうと思っています。自民党でもすぐに災害対策本部を設置し、情報を集めると共に、石井政調会長が現地に飛びました。今年は、これまで経験したことのない規模の災害が多く、気候が確実に変化してきていることを感じます。防災対策も、このような事態を前提に、見直しをかけなければ、住民の安全を守れないと考えています。

資源循環

 


春には議会の前をピンク一色に染め抜いた八重桜が、今紅葉の最後を迎えて地面に赤と黄色の絨毯を敷き詰めています。この一帯の掃除を引き受けている清掃会社の職員の方や、緑化会社の方が落ち葉を掃き集めています。この落ち葉は、ゴミとして処理されるのでしょうか、それとも腐葉土の原料となるのでしょうか、少し気になりました。
道は、今年度から、「資源循環利用税」というのを創設して、最終処分場に持ち込まれる産業廃棄物1トンあたり1000円を取ることにしました。今年と来年は、経過措置として、その3分の1、3分の2の暫定金額となっていますが、そこで集められたお金は、産業廃棄物の適正処理や、再生利用のための助成に使うことになっています。住宅の解体処理などの場合、これまでの分別処理をした廃棄物の処理料に、この税が上乗せになるため、建築業者は負担が重くなると心配しています。
 今、決算委員会審査の準備をしていますが、私が担当した「企業会計」の中の、発電事業は全て水力発電事業で、過去の石狩川や、天塩川、夕張川総合開発事業の一環として、当時不足していた電力供給を道が担ったものと、夕張の北炭発電所を引き受けたものを、電力として北電に売っている事業です。水力発電は、高額なダムの償却費を負担するため、決して安いコストではありませんが、炭酸ガスも廃棄物も、放射性廃棄物も出さない点では、究極のクリーンエネルギーと言えます。
 資源循環のコストとは何でしょう?

知事in阿寒

 今日は、羅臼で朝、知円別港の利用関係者から、今回の災害時の様子を聴かせてもらったあと、阿寒湖畔での小畑道議の女性部研修会に駆けつけました。研修会は、高橋知事を迎えてのものでおよそ300人ほどの女性部の方が、知事の北海道への思いを熱心に聞いていました。札幌での知事のフォーラムの時は、力強く語っていた知事ですが、今日は、女性に対して、親しげな言葉で、観光のことや、食のことについて、解りやすく話していました。本当に自立できる北海道を目指す知事と共に、私たちも2期目を目指して万全を期して行きたいと思っています。